RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

纏@新橋 2013年12月14日(土)

【柳通り】に入って直ぐを右折し、路地の左手を見ると、
更に細い道に入る様に誘う看板が幾つも有る。

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建物と建物の間の細い道の先に、
仄明るく店の暖簾が見える。

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店内はL字型、十席のカウンター。
13:05の入店時に先客は六、
その後食べ終わって出るまでの来客は八。

場所柄か、サラリーマン風の男性が
二人連れで来店するケースが多いのは面白い。


券売機は入り口正面

《つけ麺》は「濃厚」と「淡麗」の二種がラインナップされているのだが
今回は意図的に薄味の方を選んでみる。


食したのは、
淡麗烏賊干し塩つけ麺 大盛+味玉。
値段は780+100で880円。
大盛は並盛と同料金。

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更には、
あつもり、可
温め直し、可
スープ割り、どうぞ
つけ汁追加、OK
等の有り難い文言も貼り出されている。


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麺は中、やや細、ストレート。やや短め。
こんもりと美しく盛られているが、
量は多くなく、茹で前で300gは無い感じ。

それにしても、つるっつる。
割り箸でも摘み上げるのに苦労するほど。

つけ汁にたっぷりと浸し
一気に啜り込めば、おお、滑らかな喉越し。
しかし、その前に、しっかりした噛み応え、
コシも十分に感じる。

三つ葉、申し訳程度に刻み海苔、たっぷりと山葵
も添えられており、特に山葵はスグレモノ。
中途、つけ汁に溶かし込めば、仄かな辛味が
ぴりりとし、素晴らしいアクセント。


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つけ汁は塩。
やや茶濁し、ベースは鶏と思われる。
額面通りのあっさり味。
もう一方の烏賊は、香りも味も殆ど感じない。
何と無くの魚介感はあるものの、
それ程強い訳ではない。


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中には乱角のチャーシューとメンマが入り、
チャーシューは軟らかく、
メンマは薄味・薄色、丁寧な処理を覗わせる歯応えも良好。


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麺の上には、鶏肉が二枚と烏賊。

鶏肉は子供の掌大、真空調理と思われ、
しっとりとしている。

烏賊はゲソと同じ細さに処理され、
一旦煮込まれている様だが、これを
つけ汁に投入すると、途端に烏賊の香りと旨味が
一面に広がる。
フリーズドライの具の様だ。


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トッピングの玉子の表面は濃い色付き。
中を割れば黄身がとろりと流れ出し、
味は濃厚。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

麺の量が不満なのと、あと、この麺には
「濃厚」な味の方が合うかもしれない。

ちなみに、券売機の傍の麺箱は
三河製麺」のものだった。