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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ラーメン ざうお@新宿ワシントンホテル(本館) 2013年6月27日(木)

ワシントンホテル】のテナントである海鮮居酒屋が供するラーメン。

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店内は壁と厨房に向いた計十三席のカウンター。
中央に八人掛けの大きなテーブル。

12:15の入店時にはカウンターにぽつりぽつりと
空席が散見される程度で九割方の入り。

その後、食べ終わって出るまでに、
この程度の状況が維持される。

かなり繁盛している感じ。


壁には写真入りのメニューが貼られ、
通常のラーメンでも、醤油・塩・味噌・豚骨の各フレーバー。

それ以外にも、冷やし麺・つけ麺も用意されているのだが、
今回食したのは、
全部のせ油そば+大盛り。
値段は950+100で1,050円。

通常の《油そば》が650円だから、
チャーシューと玉子で+300円と言う価格立てか。

オ-ダーは直接。
会計は商品と共に置かれる伝票を持って、
入り口脇のレジで食後に。


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麺の上に綺麗に具が並べられている。
中央の玉子を取り巻く様に、
チャーシュー、メンマ、水菜、微塵切りの玉葱。
更には刻み海苔もパラリと振られている。

ま、先ずはよ~く、かき混ぜないと、ね。


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はいできました。

しかし、かき混ぜている中途から、
他店の《油そば》では経験の無い、
妙に芳ばしい香りが漂って来る。

一体、なんだろ?

試しに一掬い、口の中に啜りこむ。

麺は中、僅かにカール。
いい感じにタレを纏っている。
表面は粗くざらつき、水分も少なめ。
強めに芯を感じ、噛み応えもある。
しかし、食べるのに不都合は無い。

量は茹で前で300gちょっとだろうか。
そこそこお腹が膨れた。

で、お味はと言えば、
鹹さや辛味は抑え目、赤い油も見え隠れするが
それほど強烈ではない。
旨味とコクで勝負するタイプで、
先に感じた芳ばしさは、どうやら甲殻類
海老とか蟹のそれに通じるテイストだ。

多分、だけど、キチン質を滑らかな粉末状にしたものが
仕込まれているんじゃあないだろうか?

何れにしろ、他店との差別化は十分に味わえる。


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チャーシューは花札大、薄めのバラ肉が5~6枚。
軟らかく、しっかりとした味付け。


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メンマは薄い色と味。
やや幅広。
丁寧な処理。繊維は舌に当たらない。
量も多めに投入されている。


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玉子はかちんかちんに茹でられ、
表面はおろか、中までしっかりと味がしみている。
硬さは兎も角、この味付けはかなり好きだ。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。

値段は少々お高いが、場所を考慮すれば仕方ないかも。
味は個性的だしな。