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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

実相寺昭雄展ウルトラマンからオペラ「魔笛」まで@川崎市市民ミュージアム 2011年8月7日(日)

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一般の入場料は600円。
入り口脇の販売機で、
コインを投入、入場券を購入する。


入り口では『ジャミラ』の「きぐるみ」と
「追悼プレート」がお出迎え。
これからの展示内容に期待させる、
中々のオープニング。

タイトルにも在る様に、
『実相寺』は「特撮モノ」だけでなく、
文芸作品~ドキュメンタリー~CF~オペラと、
あらゆるビジュアル作品を手掛けた多彩の人だ。

それ以外にも本は書くし
画も描くしで、八面六臂とはこのことだろう。

なので、展示内容は、台・脚本、コンテ、台割りと、
幅広い仕事の一旦を垣間見せるものになる訳だが、
逆に手を広げすぎて、
引き出しの広さは確かに際立つが、
一つ一つのパートが薄まってしまう弊害もある。

また場内では各所にモニターも設置され、
映像作品もちらほらと観ることが出来るし、
とどめは、「マン」「セブン」の精選された四本を
計二時間で上映。
時間が有れば、ゆっくりと全部見たかったと、
少々後悔。


最終コーナー近くには、彼の仕事場(これがもの凄く雑然としている)
が再現され、加えて収集していた物品(本人には意味があるものだろうが、
傍目には、ガラクタに近いモノにしか見えない)も展示され、
その仕事共々、私生活の興味の方向も
相当広範だったことが見て取れる仕掛けは、
ある意味、首尾一貫してはいる。


同時開催の中でも
”福田繁雄と川崎市市民ミュージアム”
は必見(無料だしな)。
四十点近いポスターが展示されている。