RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

第5回展覧会企画公募@トーキョーワンダーサイト本郷 2011年3月19日(土)

過日訪問して休館だった、
TWS本郷』も、
今日から営業開始ではあるが、
例によって人の入りは、ほぼ無いに等しく、
自分が入って出るまで、
僅かに三人を数えるのみ。

イメージ 1

”第5回展覧会企画公募”が共通タイトルではあるが、
一階はELASTIC VIDEO-curated by PLINQUE
二階はfloating view "郊外"からうまれるアート
三階はGirlfriends Forever!
と、分かれている。

一階では、漆黒の前で唄う少女の画像を最後まで観、
二階では、芝生の草いきれにむっとする、
そして三階の展示は『松井えり菜』『村上華子』
二人のキュレーションによる、女性作家特集。


『小平透子』のタイトルも含め漫画チックな油絵は
その面立ちが好ましい。

『津田道子』の振り子の様に揺れる硝子面に、
三世代の女性の姿が切り替わりながら現われるのには
一瞬、たじろいでしまう。

しかし、一番とんでもないのは『松井えり菜』の「似顔絵」。
天蓋の付いたベットの上に、数多の似顔絵が置かれている。
解説を読むと、嘗て付き合った男について
女友達に語って貰ったものを録音。
それを似顔絵の専門家に聞かせて、
顔を描かせたと。
何処までが、ギミックなのかはわからないが、
以降のシリーズ化を目論んでいるとゆ~。
描かれている男性の顔は、年齢共々バリエーションに富んでいる
(複数の女性が語ったのだから当たり前だけど・・・・)。
でも、何とは無しに、男に対する郷愁よりも、
底意地の悪さを感じてしまうのは、
穿ち過ぎかなぁ。