RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

東京都現代美術館 2011年1月3日(月)

1月3日は常設展が無料。

毎度のことながら、ある程度のクオリティが保証されている
無料の展示は大好きなので、
今日も今日とて、いそいそと出かける。

現時点の展示内容は、

イメージ 1
MOTコレクション
クロニクル 1947-1963 | アンデパンダンの時代
特集展示 | ピピロッティ・リスト
特別展示 | 森万里子
「モナ・ハトゥーム、レベッカ・ホルン山川冬樹など
当館の収蔵作品もあわせてご覧いただけます」

との注釈が付いている。


矢張り衝撃的だったのは、
ピピロッティ・リスト』の映像作品。
例によって、
「男性の一部分や、血を扱った作品が
(この先には)展示されているので、
幼いお子さんには注意が必要です。云々」の
注意書きが事前にある。

万華鏡の様な、
と解説にはあったが、
イメージ的には〔2001〕のスリットキャンの対象映像。
それを、緩やかに、
身体の部分を使って表現している。

特に、男性器によるものが、先の注意に当たると思われるのだ。
が、確かに御立派なモノなんですが、
しっかりと皮かむってるし。
しかも、ゆるゆると動かすのに、
テグスを使うって、ど~ゆ~ことよ。
まだ、四十代なんだから、自分の精神力で
動かしてみせんかいっ!

すいません、つい、とりみだしてしまいました。
まあ、先に述べた形状なので、
一瞬、何かと戸惑ってしまうんだけどね。


それ以外にも、
『吉井忠』の〔馬鈴薯の皮をむく女〕
内田巌』の〔頭巾のミチコ〕
『杉全直』の〔喰人花〕
『阿部展也』の〔神話A〕
特に、後者二つは、目をそむけたくなるような描写ながら、
吸い寄せられてしまうという戦慄的な作品。

映像作品も多いので、キチンと観るには、
それなりに時間の覚悟も必要。