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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

炭火七輪 煖@新大塚 2010年9月9日(木)

池袋にも『百花撩乱 煖』があるが、
こちらが本店。

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新大塚】では十年以上前からある古参の焼肉店
当時は、夜中になると、ひっそりと軒先に提灯が架かり、
それが「(これから)ラーメンを出します」の合図。

夜っぴいて呑んでいた人や、深夜残業のサラーリーマンは
いそいそと向かったものだ。

それが、いつの間にか、本店ではランチタイムに、
支店も出すまでになってしまった。

場所は駅を出て【大塚駅】方面に向かえば、
程なく右手に見えて来る。

店内はカウンターが六席に、テーブル席が三十程度。
開店少し過ぎの入店で、先客は二。
何れもが、麺類を注文。
その後一人来客アリで、そちらは《焼肉定食》。

思いの外空いている印象。
オーダーは直接。会計は食後に、
入り口脇のレジで。

《つけ麺》だけでも、味が五種。
それ以外にも《ざるらーめん》あり、《冷麺》あり。
おまけに、《濃厚魚介だしつけ麺》の貼り紙まであり、
迷うところではあるが、
特製つけめん大盛を注文。
味は和風しょうゆ。
値段は780円。
ランチタイムは、大盛サービス。
おそらく、麺のメニューは、支店とほぼ一緒なのだろう。

麺は細。若干ウェーブが掛かっている。
どうやら、ラーメンと同じ麺が使用されている模様。
かなりぎゅっと締まって、噛み応え、喉越し良し。
相当量あり、お腹が一杯になった。
上には、短冊の海苔と水菜がトッピングされている。

つけ汁は醤油。
和風とはいうものの、多分
牛骨から採ったスープがベースではないか。
表面を透明な脂の層が、かなり厚めに覆う。
その下には、くすんだ醤油スープの層。
以外とあっさり。
甘・酢を僅かに感じるが不快ではない。
まとまり良く、中庸な味。

中にはサイコロ大の乱切り肉が、
ゴロゴロ入る。
噛み応えあり、肉の味が染み出して来る。

食べ終わった後は、徳利様の容器で最初から供される
割りスープを注ぐ。
これが、かなり強い魚系の出汁。
つけ汁の様相が一変し、
おいおい、こちらの方が旨いんじゃないか。

評価は5点満点で3.5。☆☆☆★。
なんだか久しぶりに、この店の焼肉が
食べたくなった。