RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

中華そば 天辺月(4)@大森 2024年3月7日(木)

全てのメニューを制覇したつもりでいたのだが、
新メニューがリリースされたと耳にした。

で、一年振りの標題店。

店頭の看板を見やり、
大きく頷いて入店。

店内は両の壁に向いた各四席のカウンター。
奥にはテーブル席。

11:35の時点で先客は四。その後
食べ終わって出るまでの来客は五。


券売機は入り口右手。

食したのは、
濃厚鶏骨 鶏そば(細麺)+麺の大盛り。
値段は950+110で1,060円。

壁に貼られた口上を見ながら
待つこと9分で供された一杯。

おや ひじき や エリンギ は
入ってないのね。
が、全体的にはリッチな盛り込み。


玉子半分の茹で加減は善し。
醤油系の出汁も良く染みている。

つくね よりも ハンバーグに近い肉塊の大きさ。
幾つもの部位の集合体か。
ふうわりしながら旨味が染み出し美味しい。


雲呑二つは皮が多目。でも
つるんとした口当たりが楽しい。
中の餡はやはり鶏肉。


トッピングされた葱とカイワレは変わらず。
紫玉葱は極微塵。


麺は細、ストレート。
表面はざらりとしながら
噛めば さくり よりも軟らかな しんなり 寄り。
ぷつっと歯が通り、やや喉に絡み乍ら胃に落ちて行く存在感。

量は200g強はある。


スープは濃厚な鶏白湯で粘度あり。

やや茶濁は鶏骨のためか。
麺への纏わりも十全。

置かれた途端から香りも強く立ち上がる。

鶏の旨みがたっぷりと溶け出し
鹹さは控えめ。

中途から颪生姜も加え味変。

元々の量が多くないこともあり
久々に完飲してしまう。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


千円近い値付けが納得のクオリティの
麺・スープ・具材。

もう少し気温が高くなったら、
やはり新メニューの《鶏つけそば》を食べに来よう。