二週間前に新規オープンの新店に向かう。
当日は一杯500円とのセール価格もあり、
大変な混雑だった様子。
とは言え、翌日の12:30頃
移動の中途で覗くと、
外待ち五人ほどとそれほどでもない。
この半日で、何があったのか?
更には、@青物横丁に一ヶ月間にオープンした新店と
メニュー構成や値段がそっくりなことを確認する。
フォーマットを卸しているのか、
同一資本の店名違いか、とも誰何。
これで優先順位は下げ気味に。
本日は11:30に入店、先客はゼロ。
三人の店員さんは手持無沙汰そう。
券売機に向かうと、目当ての《つけめん》は
SOLD OUTの表示。
念のために確認すると
「すいません、できないんです」との返答に
「ごめんなさい」と、踵を返す。
店頭の看板の当該箇所にマスキングをしておいてくれれば
こうしたミスマッチで互いに余計な時間を取らずに済むのに、と
思ったのに加え、@青物横丁でも、同様のオペレーションの懸念は拭えず、
優先度を更に下げる負の連鎖。
とは言え、界隈は優良店が多いので
選択に困ることはナシ。
標題店は二年と二ヶ月ぶり。
店内は厨房に向いたストレートのカウンターに
テーブル席が多数。
11:40の入店で先客は十六(家族連れ多し)。その後、
食べ終わって出るまでの来客は六。
券売機は入り口右手。
若干の値上げと、《油そば》がメニューから消えている。
食したのは、
つけめん。
値段は900円。
食券を渡すと麺の冷温の確認あり。
そこから5分の待ちで
麺とつけ汁が同時に供される。
最早、お馴染みの外見。
麺は中、平、ストレート、軽く捻じれ。
表面はごつごつも、口当たりはつるんと滑らか、
冷水での〆り具合も良好。
加水率が高さそうな、やわもちの噛み応え、
喉の通りも滑らかで心地良い。
量は200gほど。
つけ汁の表面は薬味類でぎっしり。
たっぷりの葱に、
削りたての鰹節。
とりわけ後者は、
魚介系の旨味をブースト。
海苔一枚は短冊大で厚みあり。
つけ汁そのものは
動物系+魚介系で粘度あり。
細かい粒子が麺にも絡み付く。
魚介系が優勢な美味しさで、
最後は二種ある割りスープの内
「柚子」を注いで完飲。
柑橘系の味も思いの外合う。
中には大人の掌大のバラ巻チャーシュー一枚。
濃い色味のしゃくしゃくメンマが多数本。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
突出してはいないものの、
安定の一杯。