【山王パークタワー】の『サバ6製麺所』の跡地に
本年5月中旬にオープン。
とは言え、運営母体は一緒だし、
何やら唐突な衣装の変更のようにも思える。
なので店内はまるっきりの居抜き。
敢えて言えば、その前の『居酒屋かあさん』の時からも
そんなには変わっておらず。
11:00の入店でイの一番。
その後、食べ終わって出るまでの来客は一。
券売機は入り口右手。
食したのは、
和歌山中華そば。
値段は780円。
サイドメニューは色々あるけど、
大盛はないのね。
4分ほどの待ちで、受け皿に乗った丼に入った一杯が供される。
見た目は確かに{和歌山}っぽい。
チャーシューは花札大、
薄めのバラ肉が三枚。
中央には半月状の蒲鉾が一片。
これも薄く切り出されている。
青葱がちょこんとトッピング。
メンマは蒲鉾の下に隠れていた。
一本短めで軟らかな歯触り。
麺は細、ストレート。
しんなりとし、芯にはコシ。
表面はやや粗で、本来なら、
ぱつんとした麺を軟く仕上げたような面白い感触。
量は150gはあるか。
スープは茶濁した豚骨ベースの醤油味。
豚の旨味はあるものの、
むせかえるような臭みはなく、
かなり品良く纏めている。
軽いとろみに野菜由来と思われる微かな甘み。
厚みはあるものの、醤油の鹹さが先に立ち、
多く飲むのは躊躇われてしまう。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
先日行った『のりや@大井町』と
どうしても比較してしまう。
もっとも、あの匂いを地下で振りまいていたら、
周りの店から顰蹙を買うかもだけど。