たぶんこの季節ならではの限定が用意されているだろうと
足を向ければ案の定。
でも、通常品とはそれほど
大きな差が無いようにも見えるが。
920円を支払い、
6番のベルを受けとる。
購入時に《つけ麺》は時間の掛かる旨の案内があったけど
7分後に鳴動、取りに行く。
ほう。麺もつけ汁もちょっと違っているみたい。
麺は細、ストレート。
茶色の粒子がぱらぱらと練り込まれた全粒粉。
あまりぱつんとはせず、少々軟らかめの茹で加減で
芯にはコシ。
蕎麦を手繰るようにずるっと啜る。
量は200g弱くらいだろうか。
つけ汁は野趣のある鯛の香りが強いもの。
一面を小口の葱が多い、白胡麻、生姜、
赤い粒子はかんずりかな。
塩味は尖り過ぎず、二種のピリ辛が心地よい。
美味しく完飲する。
チャーシューは短冊大、薄めの低温調理のロース肉が一枚。
独特の食感に軽い味つけも良い加減。
メンマは太い拍子木状が二本。
すっと歯が通り、繊維が解れ、
胡麻油が香る。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
とは言え、劇的な違いのない一杯。
もちょっと驚かされるようなメニューを期待したい。