一ヶ月前オープンの新店。
【10番出口】から【昭和通り】方面へ。
二つ目の角を左折し、50mほど行った右手。
『香味徳』の斜向かい。
11:50の着で店頭一人待ち。
店内は厨房を囲むL字型四席のカウンター。
二階にはテーブル席がある様で
三々五々食べ終わった人が降りて来る。
その後、食べ終わって出るまでの来客は三。
入り口の戸は開け放たれ、席間には衝立。
券売機の上には消毒ジェル。
券売機は店の外左側。
食したのは、
淡麗煮干(手もみ麺)+大盛。
値段は850+100で950円。
購入後直ぐに声掛けがあり、
店員さんに食券を渡す。
8分後には着席。
更に4分後、朱色の蛸唐草が描かれた丼に入った一杯が供される。
煮干しの良い香りがふわっと立ち上がる。
チャーシューは大人の掌大、5㎜厚の低温調理が二枚。
何れもロース肉も、一枚はやや筋っぽい。
味付けは共に良好。
そして豚の野趣の香りがする。
微塵に切られた生の紫玉葱がたっぷり。
岩海苔も一掴み。磯の香りがぷんとする。
麺は中、平、縮れ。
ぴろ感がありつつも、もちりとした噛み応え。
表面は滑らかなのでずるっと啜り込めるのも良い。
量は200gちょっとあるか。
スープは濃い琥珀色の醤油清湯。
香りの煮干しは強めも、旨味は乾物系の日向の香りとのバランス良し。
鄙びた味わいが口の中いっぱいに広がる。
醤油も尖り過ぎず、良い塩梅で鹹さを加味する。
これでここまでの気温じゃなければ、
たぶん完飲していたであろう美味しさ。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
ボタン上は赤×マークも
メニューには《まぜそば》よ予定されているよう。