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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

乙女なげやり/夢のような幸福:三浦しをん ~読了

と、言うわけで(ど~ゆ~わけだ)、『三浦しをん』のエッセイを、
早速、更に二冊買い込んで読んでみた。

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この二冊を選んだのは、単純に表紙に魅かれたから。
松苗あけみ』ですぜ。

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松苗あけみ』はかなりスキで、ここいら辺りは、ちゃあんと押さえている。
勿論、連載中にはリアルタイムで読んでたんだけどね。

さて、肝心のエッセイはというと、例によって身辺雑記なのだが、
「身を捨ててこそ・・・・」というのだろうか、
身内との些細な会話が独特の味付けで、更におのれを貶めて、
抱腹絶倒と化している。

特に、〔夢のような幸福〕での水着を買いに行く場面はその白眉で、
電車の中で読んでいたのだが、笑いを堪えるのに苦労した。

また、弟さんとの関係も微笑ましくて、
「ブタさん」と呼ばれている彼女は、
どう見ても太ってはいないのだが、
(自分は兄弟がいないので)ああ、こんな姉が欲しかったと、
つくづく思ってしまうのです。


あ、あと、彼女がエッセイのなかでふれている漫画、
かなり読んでいます。
清水玲子』の〔秘密〕、最新刊(6巻)はかなり○です。