随分と昔のコトだが、
【六本木】の{広島ラーメン}の店で
《つけ麺》を食べ、大層辛い思いをした記憶がある。
事前知識が無かったものだから。
【六本木】の{広島ラーメン}の店で
《つけ麺》を食べ、大層辛い思いをした記憶がある。
事前知識が無かったものだから。
それ以来、「広島」は麺の分野では
「坦々」と並び自分にとっては迂回すべきワード。
「坦々」と並び自分にとっては迂回すべきワード。
標題店は二週間ほど前にできた新店。
場所は【第一ホテル】の向かい。
先日行った『官兵衛』の裏手になる。
場所は【第一ホテル】の向かい。
先日行った『官兵衛』の裏手になる。
危ない単語が二つも並んでいるけれど、
事前情報では辛さの指定ができるとのこと。
事前情報では辛さの指定ができるとのこと。
店の前には
「好評につき
ライス無料
期間延長」と書かれたホワイトボードが揺れている。
これは嬉しいかも。
「好評につき
ライス無料
期間延長」と書かれたホワイトボードが揺れている。
これは嬉しいかも。
店内は厨房を囲むL字型十席のカウンター。
12:50の入店で先客は六、
その後食べ終わって出るまでの来客は四。
その後食べ終わって出るまでの来客は四。
券売機は入り口右手。
食したのは、
山椒味+麺大盛り。
値段は680+100で780円。
山椒味+麺大盛り。
値段は680+100で780円。
辛味が無いと表示されている品。
この上は三段階に辛くなって行くのだが、
何れも同料金なのは珍しい。
この上は三段階に辛くなって行くのだが、
何れも同料金なのは珍しい。
食券を渡すとライス有無を確認されるが、
一旦食べてみてから、と言うことでお願いする。
一旦食べてみてから、と言うことでお願いする。
六分ほどで「良くかき混ぜてお召し上がり下さい」と
丼が目の前に置かれるが、途端に
湯気と共に、華やいだ香りが立ち上がる。
おお、花山椒だ。
丼が目の前に置かれるが、途端に
湯気と共に、華やいだ香りが立ち上がる。
おお、花山椒だ。
非常にシンプルな外観。
表面は肉味噌と葱のみ。
表面は肉味噌と葱のみ。
麺の直ぐ縁まで汁が注がれ、
意外とたっぷりめかも。
意外とたっぷりめかも。
取り敢えず指示通り
撹拌することに専念する。
撹拌することに専念する。
混ぜれば混ぜるほど、
良い香りで噎せ返りそう。
良い香りで噎せ返りそう。
一方、汁はさらさらなので、
麺に絡んでいるのかそうでないのか、判然としない。
麺に絡んでいるのかそうでないのか、判然としない。
麺は細、ストレート。
白っぽく表面は滑らか。
白っぽく表面は滑らか。
やや軟らかめの茹で加減。
少々絡み易い。
少々絡み易い。
でもするっと口の中に入って来る。
芯にはコシも仄かにある。
芯にはコシも仄かにある。
量は280gくらいだろうか。
それにしても、出汁の旨味はほぼ感じない。
香りを食べているみたいだ。
舌の上に金属的な痺れが次第に広がって行く。
でも強烈な刺激ではないから、最後まで問題なく頂けた。
香りを食べているみたいだ。
舌の上に金属的な痺れが次第に広がって行く。
でも強烈な刺激ではないから、最後まで問題なく頂けた。
底の方に肉味噌と葱が残ったので
小ライスをお願いする
小ライスをお願いする
おお、結構量があるなぁ。
良く混ぜて頂く。
此処では肉味噌がイイ仕事をしている。
此処では肉味噌がイイ仕事をしている。
味付けが濃いので、白い米と相性が随分と良い。
多分、次、食べる時は
肉を大盛りにするな。
多分、次、食べる時は
肉を大盛りにするな。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
香りと痺れを楽しむ主旨だろうか、
その分、旨味は控え目。
その分、旨味は控え目。
それを辛さで補うのは
自分にはちょっとキケンだなぁ。
自分にはちょっとキケンだなぁ。