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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

弦屋光溪 役者絵木版画展@Bunkamura Gallery 2011年6月18日(土)

予報されていたとは言うものの、
昼下がりの【渋谷】は、
大粒の雨がパラパラと降ってくる。

それが為か、地下道や屋内は
人で溢れ返っている。

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常であれば、人も疎らな
同ギャラリーも、かなりの入りなのは
前述の理由か、それとも題材の良さに起因するものか。

「歌舞伎」をモチーフに、
表現されているは、此処十年内外の役者と演目。
しかも、その表現の殆んどは大首絵
加えて、ディフォルメが甚だしい。

キャプション無しに役者を特定できるのは稀。
いや、殆んどが、それを読んでも「これ誰?」と感じる
誇張の激しさ。

それは、顔以外の、肉体の端々にも及び、
手や足も、末端肥大症の様に拡大されている。

うむう。
幾つかの作品には、赤丸シールが付いているが、
これらはどのような嗜好で購入されているのだろう。