RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

eros / thanatos 生と死の幻想@Bunkamura Gallery 2011年5月29日(日)

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タイトルは「生と死」となっているが、
此処では、生=性(eros)なのだろう。
それ程までに、背徳の香りぷんぷんとする。

「生」の表現自体も、殆んどが
幼女や少女、美青年であったりと、
儚さの中にも、生きる力は漲っているものがモチーフとして
選ばれている。

勿論、腐乱や解体で「死」を意識させる作品も多いのだが、
何れもが、生きながらの死を体現し、
死者と生者を縦横に往還する表現にくらっと来てしまう。


価格は数万~数十万ほどで、
比較的手頃な作品数点には
既に赤シールが貼付されていた。