doughnuts企画 写真展「都会の星－写真：東山正宜 ナビゲート：石井ゆかり－」＠RING CUBE 2012年7月21日（土）

会期は～29日(日)まで。

都会には、その都市が放つ明るさ故に、
星が見えないことは一般的だが、
ここでは、敢えて、東京や大阪と言った
更なる大都市で、その土地ならではのメルクマークと
代表的な星座や星を、同一の画面に写し込んでいる。

星は長時間の露光をした写真さながらに、
その軌跡が天空に円形を描き記録され、
それ以外にも、航空機やヘリコプター、
更には、人工衛星の光跡までもが、
光りの線となって捉えられている。

しかし、この画面、何か違和感がある。

幾枚かの写真には、建物と同時に人物も映っているのだが、
その影は鮮明、寸分もブレていない。

長時間に渡りシャッターを開放したのであれば、
こうはならないはずだろうに・・・・。

どうやら、星の部分は何十回と撮り別けたものを
後でデジタル合成し、一連の動きを表現しているらしい。

凄い労力、なんですけど。

それにしても、本展、常にも増して観客の数が多く、
その殆んどが女性。

幻想的、だから？