RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

開館記念特別展Ⅱ 没後10 年記念 東山魁夷と昭和の日本画@山種美術館 2010年1月17日(日)

改装なった【山種美術館】の記念特別展第二弾。
一般の入場料は1,200円だけど、ディスカウンターで700円で購入済み。

以前の【半蔵門】から【恵比寿】に移転し、距離は駅から徒歩十分とあるが、
途中から登り坂だし、歩道橋を渡らないといけないし、表示時間ではムリだろう。
バスを使った方が良いかも。

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徒歩でのルートは西口に出て【駒沢通り】を【広尾】方面に。
【渋谷橋】を渡り、【広尾小】【広尾高】を左手に見ながら進めば、
右手に白っぽい建物が見えて来る。途中看板もあるし、まず迷わないかと。

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計五十点ほどの展示は、『魁夷』は勿論だが、『玉堂』『松園』といった
昭和を代表する画家の作品が網羅され、時代を俯瞰できる内容となっている。

中は1階がエントランスで、展示室は地階。
入ると、かなりの人が屯して、混雑の予感。
階段を下りて行くと・・・・、
「まあ、何と言うことでしょう!わたくし、当美術館には何度か通わせて頂いておりますが、
かつて、これ程の人で溢れている情景を見たことがございません。」

大変な混雑です。何があったんでしょうか?
おまけに、「広くなったのでは?」と期待していた展示スペースも、
第一・第二(これが極小。六畳程度しかない)あわせて、以前の
1.25倍程度にしか感じません。
通路スペースは広く取られているので、人の流れはスムースですが、
展示数自体はあまり変わっていないかと。

また、展示ケースのガラスから壁面までの距離も広くなったようで、
更にディテールが観辛く、至極残念です。

それでも『松園』『松篁』の親子揃い踏みを含め、
展示内容が素晴しいので、ま、許します。

特に【皇居新宮殿】が造成される際に、有名画家に委託された作品を、
特別に委嘱して制作された数点は、大層な内容でした。

全体的にはC/Pが悪い気もしますが、
又、行ってしまうのだろうなぁ。