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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

横浜家系 蘭家@大門 2016年8月25日(木)

あ”~やっぱりこの店も長続きしなかったのね。

飲食店、特にラーメンの{家系}にとっては
殆ど鬼門なんじゃないか、この場所。

それにしても何時変わったんだろ?

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そして今回も{家系}を標榜する。

でも、店名は大陸系っぽいし
(店員さんは、勿論そう)、
看板の一番上には《つけ麺》が来てるしで
その片鱗は些かも感じない。

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11:30の店着。

店内はJ字型十三席のカウンターで居抜き。

開店から30分経過も先客はゼロ。
その後食べ終わって出るまでの来客は一。


券売機は入り口右手。


食したのは、
黄金つけ麺。
値段は850円。

基本の《つけ麺》は750円だけど
メニュー写真を見る限りでは具材の無い「素」のよう。
『春樹』スタイルかな。


麺大盛無料とのことなので食券を渡す時に申請。
同時に冷温の別も確認される。

更にランチタイムはライスか杏仁豆腐が付くとのことなので後者を。
茹で時間が掛かることも併せて告げられる。


食券を渡してから七分ほどで
四角い盆の上に麺とつけ汁がセットされカウンター上に置かれる。


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麺は中、ストレート。
少し捻じれ。

断面は長方形。
表面は艶々で滑らか。
啜り心地は良好。

軟らかめで、芯はほぼ無く、すっと歯が通る。
そして何故だろう、小さく切れた麺が
かなり高密度で入っている。

茹で加減か、その後の処理の過程によるものか。

量は大盛でも300g弱。

カイワレも一つまみ添えられている。


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つけ汁はほんとに黄金色。
熱せられた器に入り、ぐつぐつと煮だっている。
熱くて直接持てないくらい。

動物系+魚介系。

粘度ややあり。麺への絡みは十分。
動物系が強いが、味が薄くコクも無い。

魚介の味は上に盛られた魚粉のみの感じ


具材は、チャーシュー、メンマ、海苔。


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チャーシューは大人の掌大、
薄めのバラ巻が一枚。軟らかく、持ち上げるとほろりと崩れる。


メンマは薄色。
工業品らしい味。
内、数本は繊維がきつく、ほぼ竹を食べているような歯応え。


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海苔は七㎝四方が一枚。
厚みあり。


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サービスの杏仁豆腐もシンプルな外見。
ふるふると冷たく、香りは良い。


評価は、☆5点満点で2.5(☆☆★)。


値段を勘案すれば、この具材の内容では
相応とは言えず、杏仁豆腐の分を注力した方が良いかと。

麺とつけ汁についても今だしで、
全ての面で期待を外している。