RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

支那そば 檸檬屋@川崎 2012年10月23日(火)

【モアーズ】脇の小道を直進し
第一京浜】に突き当たったら右折
程無く昭和の香る、レトロな看板と店構えが見えて来る。

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店内はL字型、十二席程度のカウンター。
それを年期の入った容貌の親爺さん独りで廻している様子。
これは、昼の混雑時は大変だろうと思うが、
幸い(?)当日は荒天のせいか、
12:30の入店で先客は一。

そのお客も、丁度食べ終わって退店するタイミングで、
その後の来客はゼロ。

おお、これなら手間の掛る《つけ麺》も
大手を振ってオーダーできる。


食したのは、つけ麺正油+大盛+煮玉子。
値段は750+150+150で1,050円。
《つけ麺》は他に《味噌》味もある。

オーダーは直接。
会計は食後にカウンター越に。

待つ事暫し、
特色のある小盆の様な容器に盛られ
麺と具が、
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次に、高台の無い寸胴で無骨な容器に入ったつけ汁が
カウンター越しに出され、
割りスープが入った湯桶も
予め供される。


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麺は細やや平、縮れ。
こんもりと盛られている。
茹で加減は軟らかめ。
茹で前で300g位はありそう。
お腹は十分に膨れた。
水切りが丁寧で、食べ終わった後には、
殆ど水分が残らない。
ぷっつりとした噛み応えと、
爽やかな喉越しも良好。


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つけ汁は醤油。
表現の仕方は変化もしれないが、
懐かしいチキンスープと言うか、
丁寧に取られた鶏ベースの味がじんわりと来る。
きつ過ぎず、緩すぎず、
なかなか良い塩梅ではないか。
量もたっぷりだし、飽きずに最後まで飲み干せる。


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具材は、チャーシュー、メンマ、海苔、鳴門、ホウレン草、ワカメ。

チャーシューは大人の掌大、バラ巻が二枚。
やわやわとした歯応えながら、肉の味はしっかりとし、
一枚を丸ごと口中に放り込めば、
結構幸せな気分になる。

メンマはやや濃い目の色と味。
工業品をベースに独自の味付けがされているようだが
処理は丁寧。

海苔は短冊大が二枚。
厚みがある。

鳴門は、きちんと「の」の字に置かれている。

ホウレン草とワカメは何れも一掴み。
かなり軟らかめの茹で加減。


トッピングの玉子は芯までの固茹で。
表面には色が付いているが、
味はさほど染みているわけではない。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
麺もつけ汁も懐かしい、ほっとする味。

トッピングと量を驕ってしまったため、
良い金額になったが、そうでなければ
相当のハイC/P商品。