RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

らーめん 公 kimi@神谷町 2012年8月2日(木)

今年の一月に突如出現した黄色い看板のお店。
【神谷町】の交差点を背に、【飯倉】方面へ。
左に曲がれば【東京タワー】が正面に見える場所まで
桜田通り】のだらだらとした坂を登りきる。

昼の時間帯は、建物が作る影も無いので、
この季節は、ホントに辛いわ。

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13:50の入店で、先客は三。
その後、食べ終わって出るまでに、二人の来店。
時間と場所を考えれば、まずまずの繁盛か。

店内は七席のカウンターに
四人掛けのテーブルが三卓、二人掛けが一卓。
いかにも、元はお洒落なワインバーだったのを
居抜きで使ってます、と言った風。

券売機は入口左手。

食したのは、つけ麺(小)得製。
値段は950円。

供されるのを待つ間、
カウンター正面の高い壁面に張ってある指南書を
何とはなしに見る。

1.にんにく
2.野菜増
3.あぶら増
4.濃いめ
5.全増し
が可能で、更に野菜は増々まで可能な様だが、
「食べきれる人だけにして下さい」と言った趣旨が
写真付きで述べられている。

コールは何時するんだろうか?と待っていると、
何事も無かった様にオーダー品が出される。

え~っつ!!

どうやら、食券を渡す時に
告げねばいけなかった様で、
それなら、御姐さん、最初にそう言って欲しかった・・・・。


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麺は中ストレート。
ややひらべったさがあり、
角が立っている。
灰掛かった麦色。
量がそこそこあるのには驚きで、
100円プラスして大盛(1.5玉)にしなくても
まずまずお腹が膨れた。
持ち上げる時の感触は軟らかめ。
しかし、一旦、啜りだすと、ごわっと、手強い。
しっかりと芯を感じ、格闘感が十分に有る。
いい按配だ。


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つけ汁は豚+魚介。
この類の店での王道の、茶色掛かった醤油。
表面には魚粉。
特有の尖りは無く、鹹いながらも、丸みを感じ
麺への絡みは良い。
豚が前面に出、魚は脇で、
魚粉は無くても良いかも。

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具材は、チャーシュー、玉子、海苔、野菜。

チャーシューは子供の掌大、1cm厚が三枚。
最初は肉らしい歯応え。
やがてはらりと崩れる。
まずまずの茹で加減と味付け。

玉子は濃い色と味。
黄身は琥珀色に染まり、半分に割れば
とろりと流れ出す。
素晴しい。

海苔は短冊大が七枚!!
厚みもあり、良品。

野菜はモヤシが主体、キャベツ少々。
大人の手で二掴みほど。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
つけ汁に工夫の余地は有るけど
全体的に良いのではないか。
野菜の増々ができなかったのは残念だが。