RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ヌルンジ@赤坂:韓国(豚)焼肉

Web上の地図表示は一箇所だけだが、
至近の二階にも店が構えられている。

店内の壁は来訪したのであろう芸能人の色紙で埋まっている。

当日は予約をしての訪問だったが、
程無く満席に。
成る程たいした繁盛振りだ。
二箇所の合計席数は、相当なものだろうに。

店の人は勿論だが、お客さんの間でも韓国語が飛び交い、
時に彼らが注文し、食べているものを、こちらも食指を伸ばしたくなる。


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テーブルの上には、予め四点のおかずがセットされている。
右上の筍が出汁が効いて軟らかく、かなり美味い。
左上の黒豆はかなりの硬さ。日本の御節のそれからは、乖離した食感。

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《チャプチェ(春雨)》
店の御姐さんが「切りま~~す」と言って、
鋏で切り分けてくれる。
元々は長い春雨なのだろう。
太めでシコシコと、良い食感。
具もたっぷり入っている。
しかし、味付けは若干甘め。

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《キムチ盛り合わせ》
三種が供される。
辛味はさほどでも無い。
醗酵度は高く、酸味が強め。
ただ、味自体には深みがある。

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《チヂミ》
複数種あるうちから、海鮮系のものを選択。
魚介がゴロゴロと入っている。
かなり、ふうわりとした食感。

そして、いよいよ、肉に突入。
この店のウリは豚肉の様で、形態違いが複数用意されている。

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《生三段バラ肉》
これで二人前。
ねぎサラダ、サンチュ、焼きキムチがセットされている。
唐辛子や大蒜は、好みで追加が可能。

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鉄板の上に乗せた状態。
厚みたっぷりでしかも、一枚一枚がでかい。
これを店の人が焼き上げ、鋏で切ってくれる。
同時に焼かれているキムチや葱と合わせ、
サンチュで巻いて頂くのが、店員さんが見本を見せてくれるので、
先ずはそれに倣い、徐々に個々人の好みに変化させて行く。
しかし、これ、美味い。
牛の焼きではしばしばやっているが、
豚の脂と焼いたキムチの旨味が共に活性化し、
大変なことになる。
口に運ぶ手が止まらなくなり、
結局、あと一人前、追加してしまう。

そして、もう片方の形態、
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《かんな三段バラ肉》
これで、やはり二人前。
成る程、名は体を現し、まるで鉋で削った様だ。
基本の食し方は同様だが、形状が異なることで
味わいまで違って感じるのは、ただの気のせいかな?
部位は同様だし。


で、三段腹状態が増加するまでたっぷり飲み食いし、
計三人の支払いは二万円弱!!(正確には、一人6,600円)と激安。

大喰らいの我々でこれだから、
一般の人ならもっと安くなるだろう。

何だかんだ言って、野菜も摂取できたし。
応対は丁寧だし、時とした通し忘れはあるものの、
総合的には高評価だ。