連休最終日とあって、界隈のシネコンは
どこもお子様連れで大賑わい。
SOLD OUTも続出だが、
本作はなんと言っても「R15+」、
席数130の【シアター2】は半分程度の入りで、
勿論、若干年齢層は高目に振れながら、
カップルが多いのは意外。
どこもお子様連れで大賑わい。
SOLD OUTも続出だが、
本作はなんと言っても「R15+」、
席数130の【シアター2】は半分程度の入りで、
勿論、若干年齢層は高目に振れながら、
カップルが多いのは意外。
アラフォーで独身の『アニー』は追い詰められている。
一念発起し開店したケーキ屋は
折からの不景気であっさり閉店の憂き目に。
同時起業したボーイフレンドにも逃げられた。
今のセックスフレンドからは
都合の良い様にあしらわれている。
一念発起し開店したケーキ屋は
折からの不景気であっさり閉店の憂き目に。
同時起業したボーイフレンドにも逃げられた。
今のセックスフレンドからは
都合の良い様にあしらわれている。
張り切ってコトに望む『アニー』だが、
やはり同時に「ブライドメイド」を依頼された『ヘレン』の言動に振り回される。
『ヘレン』はセレブで美人、魅力もあり、多くの場数を踏んでいる。
やはり同時に「ブライドメイド」を依頼された『ヘレン』の言動に振り回される。
『ヘレン』はセレブで美人、魅力もあり、多くの場数を踏んでいる。
いや~笑わせてもらいました。
それも、かなり下卑た内容で。
それも、かなり下卑た内容で。
脚本が女性の手になるものからでしょうか、
同性の明け透けな会話が、速射砲の様に飛び交います。
同性の明け透けな会話が、速射砲の様に飛び交います。
だからと言って、不愉快ではないんですな。
「あはは」と笑って済まされる、
そんな乾いた楽しさに満ちている。
「あはは」と笑って済まされる、
そんな乾いた楽しさに満ちている。
当然、年齢制限が付いているのは、
それなりの理由があるわけで、
三文字言葉が乱発されます。
それでも眉を顰めるほどではない。
それなりの理由があるわけで、
三文字言葉が乱発されます。
それでも眉を顰めるほどではない。
それは、彼女らの日常が、
軽快に語られているから。
軽快に語られているから。
が、彼の映画では否定的だった、そのエキセントリックな描写が
ここではかなり肯定的に捉えられている。
敗者の再起に優しい眼差し、
とでも言うのでしょうか。
ここではかなり肯定的に捉えられている。
敗者の再起に優しい眼差し、
とでも言うのでしょうか。
訳者の方の努力や工夫はわかりますが、
限界というものがありますもんね。
限界というものがありますもんね。
では、あるものの、本作も(図らずも、やはり)個人の再生までを描いた
優しい眼差しに満ちた映画。
優しい眼差しに満ちた映画。
観終った後は、(色んな意味で)幸せな気分に浸れます。