また、会期当初は高値が付けられ、
末になるに従い、値は下がって行く。
途中でSOLDOUTになる場合もあるから
見極めが必要だ。
末になるに従い、値は下がって行く。
途中でSOLDOUTになる場合もあるから
見極めが必要だ。
当該展は、会期末まで一ヶ月もありながら、
一般の入場料1,500円に対し、
平均売価は700円ほど。
が、それが300円で売られているのを見れば、
ソッコー買ってしまうだろう。
一般の入場料1,500円に対し、
平均売価は700円ほど。
が、それが300円で売られているのを見れば、
ソッコー買ってしまうだろう。
で、当日も、絶対に空いているだろうと、
かなり軽~~い気持ちで出かければ、
場内は想定通りの空き空き状態。
ゆるりと鑑賞するには理想の環境だ。
かなり軽~~い気持ちで出かければ、
場内は想定通りの空き空き状態。
ゆるりと鑑賞するには理想の環境だ。
考えて見れば
「 ―珠玉のフィリップス・コレクション―展」という副題は良いにしろ、
メインタイトルの「モダンアート」が、事前にひかれる要因か。
加えて、実際の展示百点強の内、半数以上が抽象画と来れば、
不人気なのも頷ける。
これと言った目玉も見当たらないしな。
「 ―珠玉のフィリップス・コレクション―展」という副題は良いにしろ、
メインタイトルの「モダンアート」が、事前にひかれる要因か。
加えて、実際の展示百点強の内、半数以上が抽象画と来れば、
不人気なのも頷ける。
これと言った目玉も見当たらないしな。
とは言うものの、見所は各種あるわけで、
例えば、『ホッパー』の〔日曜日〕。
製作は1926年。
時は、折りしも大恐慌へ向かう途上。
人気の無い商店街のデッキで男が独り座り込む。
ショーウインドーには展示物も見当たらない。
中央下に配された男は、周りの建物の寸法から比しても
意図的に小さく描かれ、我々が感じ取るのは
言いようの無い閉塞感。
例えば、『ホッパー』の〔日曜日〕。
製作は1926年。
時は、折りしも大恐慌へ向かう途上。
人気の無い商店街のデッキで男が独り座り込む。
ショーウインドーには展示物も見当たらない。
中央下に配された男は、周りの建物の寸法から比しても
意図的に小さく描かれ、我々が感じ取るのは
言いようの無い閉塞感。
また、同じ作者の〔都会に近づく〕。製作は1946年。
大戦の勝利気分は何処へやら、
大都会にはビルが林立し、青い空も微かに見える程度。
ビルは次第に高く、色はくすんで行く。
線路の先に見えるのは、ただ暗渠。
そこには孤独感しかない。
大戦の勝利気分は何処へやら、
大都会にはビルが林立し、青い空も微かに見える程度。
ビルは次第に高く、色はくすんで行く。
線路の先に見えるのは、ただ暗渠。
そこには孤独感しかない。
それ以外にも、
『ホイッスラー』の〔リリアン・ウォーケス〕、
『トマス・エイキンズ』の〔アメリア・ヴァン・ヒューレン〕、
『オキーフ』の〔ランチョス教会、NO.2、ニューメキシコ〕、
『スローン』の〔化粧をする道化師〕、
『デュ・ボワ』の〔青い肘掛椅子〕、
『クーン』の〔羽飾り〕、
等など。
『ホイッスラー』の〔リリアン・ウォーケス〕、
『トマス・エイキンズ』の〔アメリア・ヴァン・ヒューレン〕、
『オキーフ』の〔ランチョス教会、NO.2、ニューメキシコ〕、
『スローン』の〔化粧をする道化師〕、
『デュ・ボワ』の〔青い肘掛椅子〕、
『クーン』の〔羽飾り〕、
等など。
あれ、結構上質なんじゃ・・・・。