RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える(R-18)@TOHOシネマズ六本木ヒルズ 2011年8月14日(日)

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席数148の【SCREEN3】は満員の盛況。
「シネマズDay」で、ただでさえ
入場料千円と激安なのに、
9月末までは「Vit」で予約すれば
更に百円引き。
何と正規料金の半額で鑑賞できるという
凄まじい大盤振る舞いには、
何を置いても駆けつけてしまうだろう。

しかし、本作の客層、
妙齢のカップルが多いのは
「R-18」の表記を考慮した時に、
肯んぜないモノがあるなぁ。


ラスベガスでの「バチェラパーティ」の時に
ラリった上に、呑みすぎて
花婿を見失ってしまうと言う大失態を犯した四人組が、
今回は舞台をタイに移し、
同行していた花嫁の弟が消えてしまうという最悪の事態を迎える。

しかも前回同様、昨夜の記憶は完全に消えている。
加えて、言葉も通ぜず、風習も異なり、地理にも不案内な土地。
以前に輪をかけて、ムチャな展開が想定される。

果たして彼らは、記憶を取り戻し、弟を探し出すことが出来るのか?


当然前作を引っ張っている脚本なので、
既見であればより楽しむ事が出来る。
引用も多々あるしな。

しかし、観ていない人でも、
(おそらく)十分に楽しめるだろう。
場内は哄笑の渦であった。

基本のプロットは変わらない。
しかし、タイという国特有の事情を上手く取り込み、
展開は更にVer.Upしている。
ヒントは最初から提示されているのに、
終盤まで”あるコト”に気付かない。
頗る上手い造りで、
二匹目の泥鰌は、しっかり居たということ。


当初「R-18」の設定を訝っていた。
勿論、お下品なギャグのオンパレードであることは
十分に想定できた、
〔-消えた花ムコと史上最悪の二日酔い-〕がそうであったから。
しかし、この理由は、別に在ったわけ。
○ん○んが、何本も露出するんだもん。

当然、その方の趣味は無いし、
出来れば見たくは無い代物だが、
これらを平然と並べるほど
日本も捌けた国になって来たことだと、
違う意味で感慨を持った。