事前にチケットを入手できなかったので、たまたま手元に有った割引券で入場。
料金は200円引きの800円。
料金は200円引きの800円。
中はそこそこの混雑。日曜の午後にしては空いているほうかな。
『宮本武蔵』の〔竹雀図〕
画面の右側に竹、そこに雀がとまっている。左側は大きな余白。
しかし、この雀、眼光が鋭い。まるで猛禽のようにねめつけている。
地面の獲物を狙っているのだろうか。
凶暴さを秘めた気迫が、小さい体から発散されている。
武道家が描くと、小鳥もこんなになるのか!
画面の右側に竹、そこに雀がとまっている。左側は大きな余白。
しかし、この雀、眼光が鋭い。まるで猛禽のようにねめつけている。
地面の獲物を狙っているのだろうか。
凶暴さを秘めた気迫が、小さい体から発散されている。
武道家が描くと、小鳥もこんなになるのか!
『長谷川等伯』の〔竹鶴図屏風〕
成る程〔松林図〕に近い描写だ。ぼやっとした霧の中だろうか、
遠景には仄かに竹林が浮かぶ。
近景は、はっきりした描写が、淡い彩色に次第に消えていく。
これを観ると、〔松林図〕の未完成説ってど~よ?と思えてしまう。
成る程〔松林図〕に近い描写だ。ぼやっとした霧の中だろうか、
遠景には仄かに竹林が浮かぶ。
近景は、はっきりした描写が、淡い彩色に次第に消えていく。
これを観ると、〔松林図〕の未完成説ってど~よ?と思えてしまう。
『狩野探幽』の〔叭々鳥・小禽図屏風〕
六曲一双の大作。烏や小鳥がそこかしこに戯れている。
細密さは一切無く、全てがざっくりとした描写。
しかしなまじ細かく描かれるよりも、鳥らしい。
すんごい力量だったんだな、本当に。
六曲一双の大作。烏や小鳥がそこかしこに戯れている。
細密さは一切無く、全てがざっくりとした描写。
しかしなまじ細かく描かれるよりも、鳥らしい。
すんごい力量だったんだな、本当に。
『鈴木其一』の〔雑画巻〕
極彩色でない『其一』。しかし伸び伸びとした線の描写を観るには、
水墨の方が良いな。
極彩色でない『其一』。しかし伸び伸びとした線の描写を観るには、
水墨の方が良いな。
全41点の展示。
ビックネームだけ追っても、かなり楽しめる展示会だ。
ビックネームだけ追っても、かなり楽しめる展示会だ。