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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

横浜家系ラーメン 八七三家@浜松町 2010年12月17日(金)

「やなさんや」と読むらしい。
ここ二年くらいの出店だが、
確か昨年は〔つけ麺〕は供していなかった。
加えて、過日【新橋】をぶらぶらしていたら、
第一京浜】沿いに系列店を発見、
これなら何時でも行けるや、と思っていたのだが、
早い時間に食事を済ませる都合上、飛び込んでしまう。

場所は、【第一京浜】を【新橋】方面に、
200mほど行った左手。

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席はJ字型のカウンターが十五席程度。

開店間もない11時の入店で、先客はゼロ。
その後、二名の来店あり。
如何にも、サラリーマン然とした風体だ。

入ってすぐ右側にある券売機で食券を買う。

食したのは、つけ麺 中。
値段は800円。
並盛と同料金。

{家系}の常で、麺や味を細かく調整できるが、
特に注文はせず、普通でお願いする。

カウンターは、かなり高目に設えている。
器を下に置いたまま食べる人には、
良いかもしれない。

麺は中平ストレート。
白めで縁の部分は半透明。
軟らかめの茹で加減、
中心に僅かにコシを感じる。
表面は艶ッとしているので、啜り易い。
しかし、これ、一本一本が短かくね?
抓んで啜ると言うよう、丸めて掻き込む
の表現がぴったり来る。
う~ん、興を削がれるなぁ。
麺量はそこそこあり、まずまず、お腹が膨れる。
ただ、水切りが十分でなく、食べ終わった丼の底に
かなり水が溜まる。これは拙いでしょ。

つけ汁は豚骨+醤油。当に、{家系}の味。
表面には白い脂。
中は、濃い茶色のつけ汁。
粘度は低いが、かなり鹹めなので、
絡み具合は良い。
しかし、味が強い。全部飲んだら、後で
相当喉が渇くだろう(って、飲んじゃうんだけど・・・・)。
中には、小さいサイコロ大の乱角チャーシューがゴロゴロ。
これはちょっと得した感じ。

具は、チャーシュー、玉子半分、ホウレン草、海苔。

チャーシューは、薄めの大人の掌大が一枚。
ロースだろうか。しっかりした歯応え。豚の味。

玉子は芯のみ琥珀色で軟らかめ。

ホウレン草は大量。子供の握り拳分はある。
これはつけ汁に、著しくあう。
エグ味はかなりあり、鉄食ってますぅ、
という感じがびしびし、舌に伝わる。

海苔は三枚。10cm四方。
これが滅法、上物。
目の詰まり具合といい、香りといい。

評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
この麺は(処理も含めて)ダメでしょ。
あと、つけ汁はちと辛すぎ。