RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

うずまき 別館@赤坂 2018年11月6日(火)

【赤坂】近辺の宿題店の一つ。

でも、営業時間が11:30~14:00と短く
オマケに店内極小なのでハードルは高い。

しかし今日みたいな突然の雨の日なら大丈夫なんじゃね。

場所は【サンヨー赤坂ビル】の裏手。

イメージ 1

イメージ 2


入り口上部の黄色い看板が無ければ
そうとは気づかない。

地下一階の表示になっているけど、
実際は半地下程度の深さ。


店内は厨房に向いた逆L字型五席のカウンター。

13:05の入店で先客は二。その後
食べ終わって出るまでの来客は一。

その何れもが外国人の女性だって~のが
なんとも凄い。


オーダーは各所に貼られたメニューを見ながら直接。

イメージ 3


会計は食後にカウンター越しに。

食したのは、
汁なし担々(冷)。
値段は950円。

オーダー時に「辛さ控えめできますか」と確認するも
「もう既に和えてあるので」とツレナイお返事。

ま、なんとかなるんじゃね、と
自分を奮い立たせる。


直ぐに小鉢が供される。

イメージ 4


人参、大根等の根菜を拍子木状に切り
煮込んだもの。

人参の色からも素材の良いモノを使っているのが判る。

何の気なしに口に入れれば軟らかく煮上がり、
素材の甘さも良い感じ。

しかし次第に辛さがじんじんと効いて来る。
たいして赤みもさしてなかったのに・・・・、これかよ!

本荘は大丈夫なのかと、不安がとととと胸をよぎる。


オーダーから9分ほどで、受け皿の上に乗った
比較的平たい容器に盛られた一杯が供される。

イメージ 5


具が随分と多いんじゃないか。


イメージ 6


奥の方には青菜の茎とミニトマト
何れもたっぷりめ。


イメージ 7


蒸してから解された鶏も量が多い。
素直に嬉しい。


イメージ 8


肉味噌は粗挽きで花椒が振られているのが見て取れる。

その上には葱類も相応量散らされ、
砕いたナッツ類も添えられている。


先ずは撹拌することから始めましょ。

イメージ 9


麺は平、ストレート。きしめんの様な外観

つるもちで舌触りは良いし、絡みは少ないし、
歯を立てればつつっと伸びるし、喉越しは良好だしで
相当に良く出来ている。

量は200gほどだろうか。

増せば良かったか。でもそうすると千円超えちゃうしなぁ。


混ぜている最中から、花椒の良い香りがむんむんと鼻を付く。
一口抛り込むと、おやファーストアタックは思いの外辛くない。

しかし次第に辛さと痺れがじんわりと効いて来る。
ぎすぎすした感じではなく緩やかに緩やかに。

軽い金属的な痺れで舌がいっぱいにり
汗が滲み出し、やがて玉になって滴って来る。

でも、全然つらくないんだよね。


「中途からどうぞ」と供されていた

イメージ 10


温玉を混ぜ込めば、ちょっとだけマイルドに。


肉味噌の旨味と辛さ、胡麻と醤が混ざったコクと鹹さ、
その他の具材の味も相俟って絶妙のバランス。

具材とスプーンを使って綺麗に拭って食べ切る。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


『希須林』もそうだったけど、界隈は
この手の一杯での良店が多いなぁ。