昨年のオープンには気づいていたんだが、
いつ前を通っても空いている(夜のオハナシ)。
いつ前を通っても空いている(夜のオハナシ)。
場所は【A5】出口脇。真ん前には、ホントにいきなりできた
『いきなり!ステーキ』が客を集めている。
『いきなり!ステーキ』が客を集めている。
当日は19時の訪問時に先客は無し。
その後も、なかなかテーブルは埋まらなかったが、
我々が帰る少し前に九人の団体さんが入店し賑やかに。
なんにしろ、慶賀なことではある。
その後も、なかなかテーブルは埋まらなかったが、
我々が帰る少し前に九人の団体さんが入店し賑やかに。
なんにしろ、慶賀なことではある。
店内は二人掛けのテーブルが十一卓ほど。
入り口付近にはクロスが掛かっていないテーブルも有り、
ちょい呑み用か。
入り口付近にはクロスが掛かっていないテーブルも有り、
ちょい呑み用か。
店の外にはテラス席も設えられ、これからの季節には良いかも。
先ずはビールを呑みながら、メニューと首っ引きで
店員さんとも相談しながら食べるものを決めて行く。
店員さんとも相談しながら食べるものを決めて行く。
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/j/jyn1/20190908/20190908141156.jpg)
《お通し》
一見小さいシューだが、生地にはチーズが練り込まれている。
表面はさくさくだけど、ふわりとしもちっとした食感。
塩分もほどよく、お代わり欲しいくらい。
表面はさくさくだけど、ふわりとしもちっとした食感。
塩分もほどよく、お代わり欲しいくらい。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/j/jyn1/20190908/20190908141200.jpg)
《前菜盛り合わせ》
五品ほどにオリーブとラタトゥイユ。
右端に見える酢で〆られた鯖が絶品。
日本料理の〆鯖のような食感と脂の乗り。
酸味が強すぎないのもまた良い。
日本料理の〆鯖のような食感と脂の乗り。
酸味が強すぎないのもまた良い。
オリーブの漬かり加減も丁度良い感じ。
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/j/jyn1/20190908/20190908141206.jpg)
《ホワイトアスパラ》
黒板のメニューに書かれており
まだ早い気もするが、「もう旬ですよ」の返事。
まだ早い気もするが、「もう旬ですよ」の返事。
掛かっているのはタルタルのようだが
柑橘系の酸味がやや強い。
柑橘系の酸味がやや強い。
アスパラ自体も太く柔らか。
さっぱりと頂けた。
![イメージ 4](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/j/jyn1/20190908/20190908141216.jpg)
《シラスの入ったパスタ》
塩分がちと強め。パスタの茹で加減はやや軟目。
量が多いのは嬉しい。
![イメージ 5](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/j/jyn1/20190908/20190908141223.jpg)
《ソーセージ》
思いのほかおっきい。
ナイフを突き立てれば、たっぷりの肉汁が染み出す。
ナイフを突き立てれば、たっぷりの肉汁が染み出す。
そして豚豚した味わい。
そのままよりもミンチにした方が
肉の野趣がぎゅっと濃縮されてる気がして、
満足満足。
肉の野趣がぎゅっと濃縮されてる気がして、
満足満足。
![イメージ 6](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/j/jyn1/20190908/20190908141228.jpg)
《牛スネ肉の煮込み》
子供の握り拳ほどの大きさが四片。
変に軟らかすぎず、ぎりぎり噛み応えが残る茹で加減。
変に軟らかすぎず、ぎりぎり噛み応えが残る茹で加減。
しかし一方で、筋の部分はまだちょっと硬く、
この辺の塩梅は難しいんだなぁ。
この辺の塩梅は難しいんだなぁ。
掛かっているソースは、野菜をミンチにしたもののようで
仄かな甘さにコクも加わり、美味しい美味しい。
仄かな甘さにコクも加わり、美味しい美味しい。
これはパンを貰わないと。
![イメージ 7](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/j/jyn1/20190908/20190908141233.jpg)
《パン》
フォカチャタイプでオリーブが薄く塗られている。
ややぱっさりした感じだが、その分
ソースをよく吸い込む。
ややぱっさりした感じだが、その分
ソースをよく吸い込む。
お腹もくちくなって来たけど、
まだまだ甘みは食べられそう。
まだまだ甘みは食べられそう。
メニューには表示されてないけど確認すると
今日は二種が提供できると言う。
今日は二種が提供できると言う。
では両方を頂こうか。
![イメージ 8](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/j/jyn1/20190908/20190908141240.jpg)
《アフォガート》
![イメージ 9](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/j/jyn1/20190908/20190908141245.jpg)
《ブラウニー》
う~ん、しっかりとチョコチョコした濃厚な味わい。
中途、飲み物をワインに替えるため、
「リストを」とお願いすると「ありません」との返事。
「リストを」とお願いすると「ありません」との返事。
え~っつ!
「お好みを言っていただければ、
幾つか見繕って並べますので、その中からお選び下さい」と。
「お好みを言っていただければ、
幾つか見繕って並べますので、その中からお選び下さい」と。
ほう、それは面白い。
ああでこうでと好みを伝えると、四本ほどが並べられ、値段の順ですか?と聞けば
北から南(イタリアの)ですとのお返事で、ますます笑える。
北から南(イタリアの)ですとのお返事で、ますます笑える。
その中から選んだのは
〔Villa de Puppi Pinot Grigio〕
値段は五千円台前半。
〔Villa de Puppi Pinot Grigio〕
値段は五千円台前半。
すっきりさにはやや欠けるけど、ふわりと立ち上がる
軟らかい香りや、最初は丸く、次第にきゅっと締まって行く舌触りも上々。
軟らかい香りや、最初は丸く、次第にきゅっと締まって行く舌触りも上々。
で、これだけの飲み食いで、値段は二人合わせて1.6万円。
コースではないので、別途コペルトが掛かっている。
コースではないので、別途コペルトが掛かっている。
評価は
オステリア(≒ビストロ)基準の☆五点満点で☆☆☆☆。
お腹が一杯になった。盛り付け方にはあまりこだわらない
暖かい家庭料理の趣き。
暖かい家庭料理の趣き。
しかし、何れも(当たり前だけど)一段高いところに在るのは確か。