RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

らーめん 一こく@品川 2013年3月16日(土)

【港南口】に出て、真ん前のエスカレーターを降りる。
駅前のローターリーを渡ったら、正面の路地に入り
20mほど先の左手。


今から十年以上も前、
終電や、それを逃しての深夜バス、
またはタクシー、最悪徒歩での帰宅が常態化していた頃、
一度だけ、深夜に標題店に入ったことがある。

〆のラーメンを所望したのだが、
「ビールは如何ですか?」と勧められ、
かなりの違和感を感じた覚えが。

「マック」で「付け合せにポテトは如何ですか?」と言われるのとは
また違った、とゆ~か・・・・。

その時の一杯は、具はそこそこながら、麺とスープがかなり少なく
余り良い印象は無かった記憶。


イメージ 1



で、先日、店の前をふらりと通った時に、
《つけ麺》が供されているのを発見。

モノは試しと、本日の訪問。

店内は厨房を囲む様に不定
十一席のカウンター。
11:20の入店で先客は二、
その後の来客は一。

ま、時間と曜日を勘案すれば、こんなものか。


食したのは、ゆず塩つけ麺+大盛りめん(半玉)。
値段は700+100で800円。

冷・温が選べる様で、常の通り
冷たい麺を選択。

オーダーは直接。
会計は食後に入り口近くのカウンター越に。


イメージ 2

イメージ 3

麺は細、やや平、ストレート。
僅かに捻じれている。
麦の香りがする訳でもなく、
何の変哲も無い。
しかし、量が少ない。
これで大盛りか!
茹で前で、200g位しか
ないんじゃあないか。
他店の普通盛りの分量だな。

イメージ 4

つけ汁は塩。
澄んだ汁からは千切りの柚子の皮が透けて見え
同時に香りがふわりと立つ。
しかし、実際の味は甘目。それも不自然さが漂う。
コクや塩の鹹さはほぼ感ぜず、
緩い旨味と甘みだけが前面に出ているため、
最後まで飲み干すことができなかったのは
極めて珍しい。


具材は、チャーシュー、メンマ、玉子、サラダ菜。

チャーシューは大人の掌大、バラ巻が一枚。
かなり薄めだが、これ自体は良くできている。

メンマはやや濃い目の色と味。
軟らかいが、工業品近い味。

玉子は半分。
黄身の中央だけが蕩ける。

サラダ菜は清涼感はあるのだが、
何故ここに付け合わされているのか、意味が不明。
つけ汁にもあっていないし。


評価は、☆5点満点で3.0(☆☆☆)。

やはり昔と変わってなかった。