林ナツミ展「本日の浮遊」＠ＭＥＭ 2012年7月7日（土）

全然関係無いハナシだけど、
今日は七夕、でも生憎の雨。

ただ、旧暦なら（今年の場合は）8月24日（金）に
あたるわけだから、台風でも無い限り、
フツ～は晴れるよねぇ。

新暦に合わせる方がおかしいでしょ、ホントは。

閑話休題。

『ＭＥＭ』は【恵比寿駅東口】。
【渋谷川】から、少し路地を入った『NADiff A/P/A/R/T』の二階。

開催されているのは
『林ナツミ』の個展。

好評につき二週間会期を延長し、
～今月29日（日）までとの告知がある。

成る程、自分が訪問している時にも、
さほど広くないギャラリーではあるものの
五人の来客と、盛況。

展示数は十一点。
幾つかの作品には、赤丸シールだが、
何れも、そのシュチュエーションがパブリックな場であったり、
背景に比しての浮遊感が強烈であるものに集中している様だ。

一点あたりの売価が、十数万円であることを勘案すると
好調な売れ行きと言って良いか。

数が多いことにより、
この時に較べても
インパクトが強化され、
会場の中央に立てば、現実離れした感覚が
更に迫って来る。

勿論、日々更新される本人の日記でも
より磨きのかかるふうわり感は十分に味わえるのだが、
やはり、これくらいの大きな画面に焼き付けられると、
「おお、こんなに浮き上がっているのに、
脹脛の筋肉の張りが微塵も感じられない、素晴しい！」と、
仔細に観察する楽しさが、いや増す、というものだろう。