RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

野郎ラーメン@川崎 2012年3月10日(土)

【アゼリア】の中に、突如として出現した
「二郎インスパイア」系。
店頭の行列で気が付いてはいたのだが、
その長さに恐れを成して、中々訪問する機会が無かった。

で、今日は、時間にも余裕があるからね。

先に券売機で食券を購入してから、
列に加わる様に指示した掲示に従い、
店先右側にある券売機で食券を購入。

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食したのは、汁無し豚野郎+生玉子。
値段は880+50で930円。

11:15の段階で、店内は満席。
三箇所に分かれたカウンターは十八ほど。
先の並びは十二人。
着席するまで20分。

途中、御姐さんが、食券を集めに来て
番号札を渡される。
自分の番号は「30」。
意外と回転、悪いんじゃあないか?

しかも、この時には「マシ」や「調整」は確認されない。
どうやら先の券売機にあるボタンで、
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(かなりボケてますが、ボタンの多さは判るかと)
好みは全て申請しておく必要があるようだ。
新しいシステムだけど、初訪の人は戸惑うだろう(自分もそうだけど)。

着席してから、更に10分待って供される。
その間に、後の番号の人が先にサーブされていることから、
《汁なし》は余計に時間が掛かる様だ。
麺の太さはに違いは無い様だが・・・・。


イメージ 3


玉子は小さいモノが二個、落とされている。
デフォで一個なのね。
店員さんが「元々付いていますが宜しいですか?」と確認するのも
アリと思うが、この辺のオペレーションは難しいところだろうな。

しかし「豚」は何処だろう?
右隅に見えるものがそうだろうか?
これで+200円はあんまりでわ?

ままよと、良くかき回す。

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はい。大変良くできました。

ズルズルと啜ると・・・・、おお
「カネジン食品」製の麺は素晴しい。
適度な硬さ、むちりとした歯応え。
ただ、量はさほど多くない。

野菜はモヤシ主体。
さっと炒められ、胡椒で味付け。
シャクシャクとした食感。

刻み海苔もぱらりと振り掛けられ、
赤辛味と共にアクセントになっている。

先のチャーシューは大人の掌大。
厚みのある物が、四つほどに切り分けられている。
表面の色は濃いが、芯までは染みていない。
噛み応えを残した食感。

汁は
尖りやえぐみは抑え目で、
するすると胃の腑に収まる。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
量がもっとあると嬉しいなぁ。


超速で食べ終え、「ご馳走様」と声を掛け、
店を出た時に、店頭に在る写真付きのメニュー看板に目が留まる。
????
やっぱり、豚が入ってなかったんだ!
かなり大き目のチャーシューが数枚トッピングされているのが
正しいらしい。

御姐さんを呼びとめ、
上記の写真を見せ、
事の次第を説明する。

彼女は厨房の奥に行き、
責任者らしい人に話している様子。

やがて彼が出てきて、
券売機から200円を取り出し、
「差額分です。申し訳ありませんでした」と頭を下げる。
周囲の人は、何事かと、興味深々。

供された瞬間に、疑問を呈すれば良かったのかもしれないけど、
初めて店では、自信が持てないし。

「ちょっと、残念でしたね」と声を出すが、
正直、この後味の悪さは消えないなぁ。