一般の入場料は500円だが、HPの「入場割引」を印刷~持参すれば
300円で入場可能。
300円で入場可能。
しかし、この美術館、無料の方が概して見応えのある展示会になるのは、
なんとも不思議。
なんとも不思議。
『マコトフジムラ』の作品は4階に十三点と、
「若手」の作品は3階に十二点。
「若手」の作品は3階に十二点。
収蔵品がメインの展示のため、何点かは観たことのある作品なのは、
少々損した気分。
少々損した気分。
で、ここでは、『松井冬子』の〔たちどころに破れた異物〕に眼が行く。
画面いっぱいに描かれた菊。
左半分は白く、右半分は黒い。
最早、盛りを過ぎたのだろうか、爛熟よりも腐乱が漂う。
白菊は内臓が噴き出しているような、黒菊は女性の怨念が枝垂れ掛かる黒髪のような、
幽玄の世界。
脚がぴたっと停まってしまう。
これだけでも今日来た価値は十分だ。
画面いっぱいに描かれた菊。
左半分は白く、右半分は黒い。
最早、盛りを過ぎたのだろうか、爛熟よりも腐乱が漂う。
白菊は内臓が噴き出しているような、黒菊は女性の怨念が枝垂れ掛かる黒髪のような、
幽玄の世界。
脚がぴたっと停まってしまう。
これだけでも今日来た価値は十分だ。
それ以外にも、
『神戸智行』の〔陽のあたる場所〕
『牧野環』の〔海へ〕
何れも再見の作品ではあるけれど、
心に響くものがある。
『神戸智行』の〔陽のあたる場所〕
『牧野環』の〔海へ〕
何れも再見の作品ではあるけれど、
心に響くものがある。