RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ヱビス ジューシーエール

4月23日(火)発売の新商品。


ヱビスブランド初!果汁を使用した」がウリ。

確かに昨年11月の《オランジェ》は
オレンジが香っても混ぜモノは「オレンジピール」だった。

その後の《シトラスブラン》も「レモングラス」」。

 

で、本品は「グレープフルーツ」入り。

それ以外の原材料は麦芽とホップのみ。

アルコール度数は5°。

 

 

グラスに注げば爽快な柑橘の香り。

軟らかい苦みと喉への刺激は残しながら
心地好いコクがしっかり。

海外のビールで有りがちな独特の風味も
湿度が高い季節にはアリと感じられる。

500ml版も出してくれれば良いのに・・・・。

 

ザ・プレミアム・モルツ 〈ジャパニーズエール〉そよ風エール

4月16日(火)発売の新商品。


プレモル」の中でも
「ジャパニーズエール」のシリーズの位置付け。

 

 

原材料は麦芽とホップのみ。

アルコール度数は6°と高め。


グラスに注げばやや濃いめの色味。

惹句には「かろやかでやわらかな」と書かれているが
それを裏切る見た目。

香りは春の花を思わせる柔らかで華やかなもの。

一方の吞み口は、{クラフトビール}のように独特のクセがある。
これは好き嫌いが分かれそう。

コクは軽やかで、びしっと決まった苦味が呑み易い。

やや風変りな「プレモル」。

 

サッポロ ココロクラフトホワイトエール

4月16日(火)発売の新商品。


セブン&アイグループ」限定とのこと。

「ココロクラフト」は
「キリン」の「スプリングバレー」に相当する
サッポロビール」の{クラフトビール}のシリーズ名との認識。

これで、第三弾になるのかな。

 

 

原材料は麦芽とホップのみ。

アルコール度数は5°。


パッケージは意識した白色も、
注げばさほどの白濁さは無し。

呑み心地も特有の甘みよりもすっきりな苦味が勝ち、
香りの華やかさも控えめ。

清廉に近い味わいは、
これから暑い季節が意識されているよう。

アサヒゼロ

これも
「普段は呑まないお酒も、懸賞に当たったので折角だから呑んでみよう」シリーズ。

念のため、当選通知も
エビデンスとして貼っておく。


ノンアルコールは過去に数回呑んだ経験はありも、
何れも惹句とは大違いでがっかりな結果。

 


本品は4月9日(火)~全国発売。

宣伝も相当量投下しているようで、
「一口で(既存品とは)違いが判る」とのウリ。


製法については側面に記載があり。


原材料は
麦芽、スターチ、麦芽エキス、ホップ、大麦、コーン、米/炭酸、香料。

麦芽エキスや炭酸、香料を除けば通常のビールと同様。

アルコール度数は0.00%表示。
「°」ではない(笑)


グラスに注げば色味はやや薄。

ぐいっと呷れば、乾いた強めの苦味が舌の付け根に刺さる。

旨味自体はケミカルさあり。

ブラインドだったら、どう感じたかは判らないが、
こうして呑めばやはり別物との感想。

どうしても感じる不自然さ。

 

 

 

 

 

喜多方食堂 山海@錦糸町 2024年4月21日(日)

界隈で昼食を摂るのは、随分と久方ぶり。
一年以上来ていないのではないか。

標題店は嘗て『匠屋』があった場所と記憶。


店内は厨房を囲むL字型十一席のカウンター。

13:15の着で満席。一旦、中に入り
食券を買い店員さんに渡してから外待ち。

5分ほどで入店。

その後、食べ終わって出るまでの来客は一で、
タイミングが悪かったよう。


券売機は入り口左手。

食したのは、
珀(しろ)白醤油ベース〔無加調〕+麺大盛 。
値段は830+150で980円。

背脂の有無を聞かれるので
ここはアリでお願いする。


着席から5分の待ちで供された一杯。

背脂は一面を覆うも、盛り盛ではない。


チューシューはトランプ大。
ロースとバラが各一。

どちらも軟らかく、味も適度に染みている。
とりわけバラの脂はじゅわっと美味しい。


メンマは濃い色味の極細。
軽い味付きにこりこり歯触り。

好きなタイプで量も多く嬉しい。


中央には葱が多目に。
向かって左上部には微塵の玉葱。


麺は中、やや細、薄めの平、縮れ。
表面滑らかでずるっと啜れ、もっちりな噛み応え。

そして、鹹水を使っているのだろうか、
特有の残り香あり。

量は200g強。


スープのベースは豚骨と思われ、
鶏ガラや乾物魚介も入るか。

白醤油とのことで《塩》を思わせる色味に、
あっさりな飲み口。

無加調とのこともあり、仄かに鹹さを感じる程度の薄口。

背脂と葱、玉葱を追い掛け、蓮華で六割ほどを飲む。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


《朱(あか)たまり醤油ベース》の方が濃口のようで
自分には合っていたかもしれぬ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ROCK MOUNTAIN@表参道 2024年4月20日(土)

二ヶ月半前にオープンの新店。

場所は【246】から【レイカーズ青山】との
テナントがコの字型に配された商業施設の小路に入った左手。

店内は厨房を囲むL字型十一席のカウンター、
奥には四人掛けのテーブル席が二卓。

11:00の入店でイの一番。その後
食べ終わって出るまでの来客は一。


券売機は入り口右手でタッチパネル式。

その脇には給水機がありセルフサービス。

食したのは、
濃厚海老つけ麺。
値段は1,200円。


食券を渡してから10分の待ちで
麺とつけ汁が同時に供される。

海老の香りが既にして強烈。

麺の下には笊が敷かれており、丁寧。


麺は中、捻じれ。
茶色い粒子が散在する全粒粉。

表面は滑らかも、つけ汁が高粘度なので
ずるっと啜ると汁が飛び散る危険性。
なので、どっぷり浸したヤツをはむはむと口に運ぶ。

ごわごわむっちりな噛み応えで、
強めのつけ汁をしっかり受け止める強靭さ。

中途、添えられた檸檬を搾り味変。
柑橘の酸味もなかなかに宜しい具合。

量は200gほど。

浅草開化楼」の麺箱が
店の軒先に積まれている。


つけ汁は海老。
が、海老の味はそれほど強烈ではなく、
何かベースの上に乗っているような味。

滑らかな口当たり。
油分もたっぷり。
葱も沢山入る。

時として海老味噌らしい苦味もあり、
旨味は十分に味わえる。

卓上に置かれた割りスープを注ぎ完飲する。


具材は何もないのね、と思っていたら、

乱角の豚肉が四個ほど。

部位も大きさもまちまちで、
これが存外に美味しい。
シチューに漬かっている肉を食べているような。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


麺量は多くはないが
つけ汁の濃厚さで
お腹はずっしり重くなる。

盛りを増やさなくて良かったかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

MENDOKORO TOMO Premium(4)@赤坂/赤坂見附 2024年4月19日(金)

この時期くらいの気温が
個人的には汁モノにするか汁ナシにするかの分かれ目。

先の気温予想も睨みながら、
宿題店や課題メニューを上手くつぶして行かないと。

標題店へは二ヶ月半ぶり。
残っている唯一のメニューを食べに。

12:55の入店で先客は七。その後
食べ終わって出るまでの来客は五。


入り口左手の券売機で購入したのは

濃厚焼きあごだしつけそば 中。
値段は1,150円。

麺量は300gの表示。
並盛りが200gなので+50円で中盛りにできるのは
嬉しい。

タッチパネルを押していくと
麺の冷温の確認もあるので、迷わず 冷 で。


そこから8分の待ちで
麺とつけ汁が同時に供される。

麺線の整え方が美しい。


麺は中、やや細、ストレート。
茶色い粒子が散在する全粒粉。

やや平でつるつるしこしこの噛み心地。
喉越しもするりと良い感じ。

量は確かに300gほど。

 

麺の上にはスライスの紫玉葱にカイワレ。
適宜つけ汁に投入。

海苔一枚は短冊大。

スライス檸檬も添えられ、
中途から麺に搾れば、爽やかな柑橘味も合う。


つけ汁は飛魚出汁醤油。
ややとろみあり。

しっかりした乾物魚介の旨味に
素材由来と思われる仄かな甘味。
芳ばしさも加わり美味しい。

表面には葱とバラ海苔、
とりわけ後者の磯の香りは好き。


拍子木状のしゃくしゃくのメンマが三本。

チャーシューは脂が多いものが一欠け。

千切りの鳴門少々も入る。


麺を食べ終え、つけ汁をそのまま一口飲んだあと
割りスープを所望すれば
ポットに入ったスープがカウンター上に置かれるとともに
「よろしければ」と、
追い薬味も置かれる。

これは嬉しい。

気持良く完飲してしまう。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


これで同店のメニューは全制覇も、
限定を出してくれないものだろうか。