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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

川口の新鋭作家展@アートギャラリー・アトリア 2011年2月6日(日)

イメージ 1
『八田真太郎』と『小林美樹』の
二名が取り上げられている。


個人的なオシは前者。

技法は油絵だが、遠目にはモノクロ写真の様にも見える
細緻な描写。

日常の風景だが、タイトルの前に
「ミメーシス/行為の堆積」だったり
「ミメーシス/行為の堆積・情報の抽出」といった
冠詞が必ず付けられている。

2~3枚の連作では、
白黒に対応するカラーの部分だけが抜き出され、
キャンバス上に順次描かれる。
あるものは、
ブロックノイズが次第に像を結ぶような
行程の中途が描かれる。

日常の景色ながら、何かしら違って見える
違和感を感じてしまう。


同時開催は”一般公募 川口の新鋭作家展 ”
21名の応募者が、作品を含めプレゼンテーション形式で並べられ、
気に入った上位三名を投票する形式。
上位二名が、今回と同様の個展の権利を与えられる
というわけだ。