〔イニシエーション・ラブ〕
書評を見て買ったのだが、帯のキャッチでは表現が生ぬるいと感じる驚き。
(多少ネタバレになるけど、色んなところで既出だから良いだろう)最終頁に入った頃から
違和感を感じ、読み終わると頭は混乱。「え?」って感じ。
すぐ、ぱらぱらとめくり直し、完璧に理解出来るまで5分はかかった。
他愛無い恋愛小説が、瞬時にミステリー(という表現がいいのかどうか・・・・)に豹変する
仕掛けが素晴しい。こんなの今まで無かった。絶賛。
書評を見て買ったのだが、帯のキャッチでは表現が生ぬるいと感じる驚き。
(多少ネタバレになるけど、色んなところで既出だから良いだろう)最終頁に入った頃から
違和感を感じ、読み終わると頭は混乱。「え?」って感じ。
すぐ、ぱらぱらとめくり直し、完璧に理解出来るまで5分はかかった。
他愛無い恋愛小説が、瞬時にミステリー(という表現がいいのかどうか・・・・)に豹変する
仕掛けが素晴しい。こんなの今まで無かった。絶賛。
〔リピート〕
で、同じ作者だし、これも帯の惹句に魅かれて読んだわけだが、「は?」。
これが”もっと驚ける”んですか。それは如何なものでしょうか。
解説にも引き合いに出されている、
〔リプレイ〕by『ケン・グリムウッド』の方が遥かに素晴しい。
強制的に人生を”リプレイ”させられてしまう懊悩が、痛いくらいに感じられる。
で、同じ作者だし、これも帯の惹句に魅かれて読んだわけだが、「は?」。
これが”もっと驚ける”んですか。それは如何なものでしょうか。
解説にも引き合いに出されている、
〔リプレイ〕by『ケン・グリムウッド』の方が遥かに素晴しい。
強制的に人生を”リプレイ”させられてしまう懊悩が、痛いくらいに感じられる。
ちなみに、毛色は違うけど、タイムトラベルものでは、
〔ふりだしに戻る〕by『フィニイ』がお勧め。
これね。
〔ふりだしに戻る〕by『フィニイ』がお勧め。
これね。
〔Jの神話〕
”驚愕のデビュー作”だそうだが、あんまりな落ちと、女探偵(もう片方の主人公)の
一貫性の無さに驚愕した。驚愕の方向性が違うし。
”驚愕のデビュー作”だそうだが、あんまりな落ちと、女探偵(もう片方の主人公)の
一貫性の無さに驚愕した。驚愕の方向性が違うし。
で、〔クラリネット症候群〕
これは〔マリオネット症候群〕との二本立て。〔マリオネット・・・・〕はよくある話だが、
〔クラリネット・・・・〕は面白い。
タイトルからはよく知られている童謡、〔クラリネットをこわしちゃった〕を連想するし、
まさにそれに関連して話が進む。ストーリーも二転三転、思いもかけない事実も提示される。
表紙は〔イニシエーション・・・・〕に似ている。が、あれほどの傑作ではない。
でも、お金を出す価値はあるかな。
これは〔マリオネット症候群〕との二本立て。〔マリオネット・・・・〕はよくある話だが、
〔クラリネット・・・・〕は面白い。
タイトルからはよく知られている童謡、〔クラリネットをこわしちゃった〕を連想するし、
まさにそれに関連して話が進む。ストーリーも二転三転、思いもかけない事実も提示される。
表紙は〔イニシエーション・・・・〕に似ている。が、あれほどの傑作ではない。
でも、お金を出す価値はあるかな。