なので、この本
に出てくるような有名銘柄には、とんと無縁である。
〔ロマネコンティ〕〔シャトー・ディケム〕などね。
に出てくるような有名銘柄には、とんと無縁である。
〔ロマネコンティ〕〔シャトー・ディケム〕などね。
ましてやここで取り上げられているのは、更に高い”ビンテージ”もの。
おそらく一生口にすることは無いだろう。
おそらく一生口にすることは無いだろう。
今から220年も前に作られたワインの味なんて、想像がつくだろうか?
日本だと江戸時代。”松平定信の寛政の改革”の頃ですぜ。
ビンテージなんて生易しいレベルじゃあないよね。
更に、ボトルには”Th.J.”なる刻印が・・・・。
それがアメリカの三代大統領『トマス・ジェファーソン』が当該ワインを発注した証拠だとして、
オークションでとんでも無い値段が付けられる。
日本だと江戸時代。”松平定信の寛政の改革”の頃ですぜ。
ビンテージなんて生易しいレベルじゃあないよね。
更に、ボトルには”Th.J.”なる刻印が・・・・。
それがアメリカの三代大統領『トマス・ジェファーソン』が当該ワインを発注した証拠だとして、
オークションでとんでも無い値段が付けられる。
ここでは、そのワインの真贋をめぐる顛末(末は多少灰色)と周辺の登場人物たち、
そしてビンテージワインのブラックマーケットの存在が語られる。
そしてビンテージワインのブラックマーケットの存在が語られる。
最終章はやや急ぎ過ぎた感があるのと、決末がすっきりしていない。
まだ人物の(登場人物が西洋人だけだから、覚えにくいのは、しょうがないんだけど)
名前が数十頁飛んで出てくると、キャッチアップできないうらみがある。
まだ人物の(登場人物が西洋人だけだから、覚えにくいのは、しょうがないんだけど)
名前が数十頁飛んで出てくると、キャッチアップできないうらみがある。
それでも、オークション会場の緊張感、ビンテージワインの魔力に囚われて行く人々の心の揺らぎが、
詳細に書き込まれていて面白い。
映画化も予定されているらしいけど、それも楽しみかも。
詳細に書き込まれていて面白い。
映画化も予定されているらしいけど、それも楽しみかも。