<恐竜はなぜ鳥に進化したのか>
生物の進化には酸素濃度が大きく関与している、という仮説を、
既に証明されている事実を盛り込みながら、多面的に論証している。
既に証明されている事実を盛り込みながら、多面的に論証している。
地球の酸素濃度は過去から常に変化し、それにあわせて生物の形態も変化する。
例えば、高酸素濃度の下では生物は巨大化する。
また、高酸素の下で繁栄した生物は、低酸素の下では絶滅する。
数回繰り返された大絶滅は、酸素濃度の低下によるもの(?)。
例えば、高酸素濃度の下では生物は巨大化する。
また、高酸素の下で繁栄した生物は、低酸素の下では絶滅する。
数回繰り返された大絶滅は、酸素濃度の低下によるもの(?)。
素直に「うわ~、びっくり~!」「へ~、そ~なんだ!」という内容が目白押し。
でも、面白さの観点だけなら、同じ著者の過去の作品、
<オウムガイの謎>
の方がオシだな。
<オウムガイの謎>
の方がオシだな。
オウムガイの生態を淡々と追い続けるノンフィクションなのだが、
こちらの方が更に好奇心が刺激される。
こちらの方が更に好奇心が刺激される。
両作品ともすこぶる佳作。オススメ本です。