ここいら辺はキチンと押さえている。〔同級生〕〔放課後〕
(本が傷んでいるのは、発刊と同時に買って読み込んだからで、
BOOK-OFF経由のためでは、けしてない)。
どちらかと言うと、好きな部類。
で、2009年最初の映画はこれである。
〔容疑者Xの献身〕
周囲の評価もかなり高いので、封切りから三ヶ月後であるが、観に行った。
【銀座シネパトス】は三原橋近くの地下にある。
上映前は(扉も開いているので)近所の飲食店の臭いが流れ込んで来るし、
内部もびっくりするほど綺麗ではない。が、席はゆったりしいて寛いで観られる。
客は三割ほどの入り。
上映前は(扉も開いているので)近所の飲食店の臭いが流れ込んで来るし、
内部もびっくりするほど綺麗ではない。が、席はゆったりしいて寛いで観られる。
客は三割ほどの入り。
前述のように、事前知識の無い人間でも理解できるように、プロローグを挟んで
人間関係を上手く説明している。
人間関係を上手く説明している。
次に、画面の細部にまで神経が行き届いている。
『石神哲哉』が住む部屋の、台所の窓に映る、生活感の無い明かりと影。
対して、隣家の『花岡靖子』の部屋の窓に映る影は生活感に溢れ、明かりも眩しい。
また、高校での授業中に、『石神哲哉』が板書する時の服の汚れ、等等。
『石神哲哉』が住む部屋の、台所の窓に映る、生活感の無い明かりと影。
対して、隣家の『花岡靖子』の部屋の窓に映る影は生活感に溢れ、明かりも眩しい。
また、高校での授業中に、『石神哲哉』が板書する時の服の汚れ、等等。
泣かせる映画である。
歳をとると涙もろくなるけど、最後の方では思わず落涙(オヤジには不向きな、キレイすぎる表現だ)
してしまった。
ここまで観てタイトルの意味、と『KOH+』の歌う主題歌が〔最愛〕な理由も判る。
歳をとると涙もろくなるけど、最後の方では思わず落涙(オヤジには不向きな、キレイすぎる表現だ)
してしまった。
ここまで観てタイトルの意味、と『KOH+』の歌う主題歌が〔最愛〕な理由も判る。
フジテレビ制作の作品は、基本的にそうだが、卒が無い。
ただ、原作と脚本の手柄だと思うけど、感情移入できる”映画”に仕上がっている。
観るべき一本、と言って良い。
ただ、原作と脚本の手柄だと思うけど、感情移入できる”映画”に仕上がっている。
観るべき一本、と言って良い。