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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

幻の特装本:ジョン・ダニング~読了

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〔幻の特装本〕

毎回のように<このミス>上位にランクされているシリーズ。
前作が面白かったので買ってしまった(のだろう、多分)。

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〔死の蔵書〕~前作

実は、1997年に購入して、昨年まで寝かせてあった。
過去、多量に読んでいた、推理・サスペンス・SFモノを
ここ十年近くあまり読んでいない。好みが変わったのかなぁ。
ノンフィクションは今でもよく読むんだけど・・・・。

年末・年始で本の買い置きが無くなったので、
棚の奥から引っ張りだし、読み出した。
購入してから十二年経っている。勿論、前作の記憶はほぼ無い。


前作では、本に造詣の深い刑事だった主人公は、
本作では、古書店を営む元刑事になっている。

そんな彼の元に、昔の同僚から不可解な依頼が舞い込み、やがて事件に巻き込まれて行く。
例によって本や出版社についての薀蓄が語られ(特に今回は印刷に関するもの多し)、
物語は進展する。

前作も一気呵成に読んだ記憶があるが、本作も同様。楽しませてもらった。
ただ、過去の事件との繋がりが、イマイチ(時系列的に)理解し辛くて、
ここいら辺はメモを取りながら確認する必要があるかもしれない。

二作目でもクオリティーは落ちていない。その後も本シリーズは出版されているようなので、
機会があれば読んでみるかな。