RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

Akasaka Art Flower 08 (その1) 2008年10月13日(月)~過去分

パスポートチケットを1,000円で買う手はあったのだが、見たい作品(場所)は限られているので、
個別に購入することにした。パスポート冊子と記念品はもらえないけど、数百円ケチってしまう。

まずはこちら。

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【旧赤坂小学校】
入場料は500円

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外観もディスプレイされている。『HITOTZUKI』


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入り口はこんな感じ。これも作品『池田光宏』


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エントランス。『浅井裕介』
ここの脇に売場があり、チケットを買う。


中に入ると、これが今回の一番の目的、

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パラモデル』 これは、何と天井!!
体育館を一杯に使って、レールがひかれている。
エントランスの階段や、観覧席も含めてプラレールだらけだ。


体育館の中央にあるのは、

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〔あなたが誰かを好きなように、誰もが誰かを好き〕『小沢剛

これが良い。ただの布団の山なのだが、こども達やカップル(くそ~)が、
登ったり、すべり降りたり、転がり落ちたりして楽しんでいる。
天辺で周りを睥睨している人もいる。
こども達が楽しんでいるのを見るだけで、和む~。ぼ~っと、時間をつぶしてしまった。
独りで登ってすべり降りてもつまらんからな。こちらは見ているだけ。

それ以外にも二人(組)の作品があり、かなり満喫して外へ。
一ツ木通りをサカスへ向かう。
途中にも無料で見られる作品が幾つかある。

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椿昇』 【赤坂サカス憩いの広場】


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『大津達』 【赤坂サカス】


赤坂通りを六本木方面に折れ、今回のもう一つの目当て
【料亭島津】

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中は写真不可なので、外観だけ。
入場料は300円。
料亭の中に入る機会なんて、なかなかないからね。

入場待ちの間、会場整理のおねえさんとお話する。
「今日はこの会場が初めてですか?」
「いやあ、先に赤坂小学校に行って来たんです」
「あら。じゃあもうパスポートお持ちですか?」
「見たいのは、ここと二箇所だけだから、個別に買おうと思って」
「そうですよね。その方が二百円オトクですもんね~」
そうこうしているうちに入場可になる。
「いってらっしゃ~い」
う~。たったこれだけの会話で、人との繋がりを感じて、胸が温かくなってしまう。
寂しい生活してんなあ~。

中には六人(組)の作品が展示されている。
圧巻だったのは『志村信裕』。タタミ数畳に渡って、マチ針がぎっしりと刺されている。
そこをスクリーンに、天井から投影された映像が、何とも表現し難い空間を作り出している。
おまけに製作者本人が作品の横に座っていて、解説やら、質問に答えたりしてるし!
思わず土下座をするような格好で見入ってしまった。

写真が多くなったので、(その2)へ続く。