RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋 坂本01@大森 2019年4月23日(火)

【北口】に出て左手へ。

【大森RaRa】の地下一階飲食店街の一角に
本年三月にオープンした饂飩屋さん。

「ビブグルマン」に選ばれたこともある
ラーメン屋さんの業態変更の復活と言うことで
なにかと話題に。

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店内は厨房に向いたストレートのカウンターで立ち食い。
詰めれば十人くらいははいれるかしら。

13:05の入店で先客は三。その後
食べ終わって出るまでの来客は一。


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券売機は入り口左手。

食したのは、
鶏天玉ぶっかけUDON+大盛。
値段は780+150で930円。


食券を渡してから6分ほどで
冷や冷やの一杯がカウンター越しに渡される。

でも饂飩を水で〆る仕草や、鶏と玉子を揚げる音を聞いていると
全然退屈じゃないのよね。


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うん。麺の盛り方が美しい。


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中央には大根颪とささがきの葱。

で、この大根颪が出色。
揚げ物の油に合うのは勿論だが
鮮烈な緑の香りが口中に広がり
どうやら細かく刻まれた木の芽がぱらりと振られているよう。


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鶏天は揚げたてで熱々、中にもちゃんと火は通り
それでもしっとり感は残っている。

衣はさくさく。天麩羅よりもフリッターのような食感。


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玉子も揚がっている。

黄身の茹で加減と味の沁み具合は上々。


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麺は太目でしっかりコシがありもちもち。
絹を思わせる口当たりも心地好い。


汁の醤油と乾物魚介系の出汁の旨味は抑えめ。
麺の美味さを存分に味あわせる目論見かな。

元々掛け回された油と、揚げ物から溶け出す油で
次第にこってり方向に味変。

あまりに旨くて完飲する。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


気温が高くなりつつあるこの頃には、
冷たい汁の《ぶっかけ》はやはり最高。