RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ラーメン大将@御成門 2019年4月11日(木)

「RDB」では「ラーメン」と冠されているけれど
実際の店頭にはその文字は見当たらず。

店の前に出されているサイン看板に
「ラーメン」と浮き出ていなければ入店を躊躇うところ。

外観も店内も居酒屋然として、昼と夜の二毛作では?と
思わせる。


場所は【新橋】と【大門】の丁度中間。

第一京浜】から【ファミマ】の角を【御成門】方面に入り
50mほど行った右手。


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店内は大小のテーブルが合わせて四十席ほど。

12:10の入店で先客は十九。その後
食べ終わって出るまでの来客は十二と
たいへんな繁盛。

しかも客層がむちゃくちゃ偏っており、
中年のおじさん率が100%。

近隣のサラリーマンに愛されている風情。


基本、相席で中に入ると空いている席に適当に座るよう促される。


オーダーは各所に置かれたラミネートのメニューを見ながら直接、
会計は食後に厨房脇で。

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先達のレポから、「じゃぶ」=《つけ麺》、
「大将」=《排骨》入りと理解。

なので、食したのは、
じゃぶ大将 醤油+中盛。
値段は750+50で800円。


混んでいるせいもあるだろう、14分待って麺とつけ汁が同時に供される。

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・・・・。

麺の量が凄いんですけど。
大きめの皿からドーム状に盛り上がっている。

その周囲には盛りだくさんの具材。


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一番目を惹く排骨。
からっと揚がって熱々、表面はかりかり。

大きさは大人の手ほどもあり、お得感満点。
肉の厚さも7㎜程度で食べでは十分。

味付けがまた上々。これをおかずにビールを呑んだらどんなに旨いか。
これなら軽~く二枚はイケちゃいそう。


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モヤシが一掴み。


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若布と刻み海苔。

メンマは薄色・薄味で軟らか。
たぶん既製品とは思われるが、それっぽさを感じない。


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麺は中、やや細、ストレートでパスタ様。
芯まで万遍無く茹り、舌で押し潰せそうなほどの軟さ。

表面は滑らかでずるっと啜れる。

そして想定通りとんでもない量。
たぶん400g近くあるんじゃないか。
さすがにお腹がいっぱいに。


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つけ汁は醤油と書かれてはいるものの
醤油も出汁も薄目。

代わって胡麻油の香りと辣油の辛さが利いている。

そのままでは単調も具材が味変アイテムとして上手く機能する。

特に排骨を漬すと美味しさが一段と上る。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


つけ汁がもうちょっと異なる仕様だったら
☆四つは軽く超えるかと。

そして、ちゃきちゃきと差配する女将さんと、
殆どの人がオーダーする《大将》の為に
ひたすら排骨を揚げ続ける旦那さんに
感謝の「ご馳走様」が大きな声で自然と出てしまう。