RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

神保町黒須@神保町 2019年3月29日(金)

飲食店がこれだけ密集している神保町なのに
有名ラーメン店は何処も賑わい。

『用心棒』は長蛇の列だし
『立川マシマシ』の前にも四~五人ほどが並んでいる。


標題店は【A1出口】から【九段】方面に。
横断歩道を渡り【城南信用金庫】と【集英社】の間の狭い路地に入る。

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12:50の着で外待ち六人。

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中にはもう三人がいるはず。

その後も続々の来客で、外の列が途切れることはない。


店内は厨房を囲むL字型八席のカウンター。

8分後には入店、入り口左手の券売機で食券購入。

食したのは、
味玉中華蕎+替玉。
値段は880+100で980円。

食券は直ぐに徴収され、
替玉は良いタイミングでのコールをと伝えられる。


着席したのは更に7分後。
女性の比率が高く回転率はあまり良くない。

しかしほんの1分ほどで、切り立った白い丼に入った一杯が供される。


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随分と大きなチャーシューだな。
その上にはやはり大きめの三つ葉が一本。


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チャーシューは大人の手の大きさの低温調理
薄目のロース肉が一枚。

スープの熱で火が通ってしまうので
食べ時に迷うところ。

ささっと畳み、一口で頬張れば軟らかく
肉の旨味もちゃんとする。


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メンマは濃い色と味が付いた穂先が一本。
箸で摘まみ上げたら長さは30cmほどもある。

根本の部分はややこりこりも、先の方は軟らか。


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玉子の表面は軽く色付き、
半分に割れば黄身が緩くまとまる。
茹で加減は上々で味も濃厚。


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麺は細、ストレート。薄茶の粒子が散在する全粒粉。
綺麗に揃えられている。

ざくざくした食感、表面粗目でスープをよく拾う。

やや絡み易いのが難点も、少なく掬えた時には
するっと啜り喉越しを、多く掬った時ははむはむと咀嚼し
麦の味を楽しむ。

さくりと歯が通り、纏わることもない。

量は100gちょっとか。


スープは澄んだ琥珀色。表面には透明の油。
醤油の味がきりきりと立ち香りも善し、味にも深みがある。

発酵食品の旨味が十全に感じられ、塩分を気にしつつも完飲。


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替玉は半分程度の量に感じられたが、
両方合わせて200gは超えているだろう。

カイワレがちょこんと添えられている。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


先達のレポ写真を見ると、限定やら
《つけ蕎麦》やらも供されるようだけど
今日はオーソドックスな品だけだった。