RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ユキノマタユキ@三田 2019年3月25日(月)

【A3出口】左手脇のこの場所は
嘗て『學虎』が在った処。

過日前を通った時にはまさに工事中で、
「ああ。なくなっちゃたんだ。行かず仕舞いだったな」と残念な気持ちと、
「跡地には何が入るんだろ」との期待も。

そうこうしているいうちにブロガーさん達のレポが上がり始め
グランドオープンはほんの三日前なのね。

イメージ 1


店内は厨房を囲むL字型十一席のカウンター。

11:45の着で満席。
その後も続々の来客で大層な繁盛。


しかし食券を買っている間に席が空き
ほぼほぼ待たずに着席。


券売機は入り口左手。

イメージ 2


食したのは、
雪華+麺大盛。
値段は750+100で850円。


食券を渡してから5分ほどで
白い丼に入った一杯が
カウンター越しに渡される。

イメージ 3


スタイリッシュかもしれないけど
直接にスープを飲むことができないこの形状は
個人的にはあまり好まない。


イメージ 4


チャーシューは低温調理の豚と鶏が各一枚。

豚はトンランプ大。やや薄目でスープの熱で表面が波打つ。

鶏は花札大。しっとりしている。


イメージ 5


メンマは濃い色の付いた穂先が一本。

軟らかく、軽く発酵味がする。


イメージ 6


ホウレン草が一掴み。

とろろ昆布がちょこんと乗り
その周りには糸唐辛子。


イメージ 7


刻まれた柚子皮が小さじ一杯ほど。

丼の縁には柚子胡椒。


イメージ 8


麺は細、ストレート、緩やかにカール。
表面滑らか、つるっと啜れ、口当たりは軟らか。

ぷつっとした噛み応え、気持ちの良い喉越し。

量は200gほどか。


スープは鶏ガラと乾物魚介が塩梅良く混ざった塩。

鹹さの尖り無く、軟らかい旨味も、表面に厚く張られた香味油が
コクをぐぐっと加味。

純和風のハズなのに、不思議と洋っぽさが潜んでいたりでなかなか面白い仕様。

蓮華を使って掬うのはやはり大変な作業で、

イメージ 9


2/5ほどを残してしまう。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


《つけ麺》もメニューにあるようだが、今日の東京地方は
事前の予報ほど温かくはない気候。

加えて件のメニューには、つけ汁に「辛」の文字があったために
ひよったのも事実。