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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

173つけ麺@目黒 2019年3月12日(火)

【権之助坂】の中途。ラーメンストリートのとば口。
串揚げ屋の『kushina copain』がランチタイムに《つけ麺》を供する。

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店はこのビルの二階。


入り口脇のメニュー看板が無いと

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自分のように目的を持って来ない人間でないと
それとは判らないだろう。


店舗側もそれを理解してか、若いお嬢さんが道路側に立って呼び込み
チラシを配っている。

折角だからと受け取れば、100円引きのクーポンが印刷されている。
これはラッキーかも。


店内は厨房に向いたストレート六席のカウンター、
二人掛けと四人掛けのテーブル合わせて二十六席。

11:40の入店で先客はゼロ。その後
食べ終わって出るまでの来客は七。

やはり、件の女性が呼び込みをしないと
客は上がって来ない様子。


オーダーは各所に置かれたメニューを確認し直接。
とは言っても《つけ麺》一択だが・・・・。

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会計は食後にカウンターの端で。


食したのは、
特製173つけ麺+大盛り。
値段は本来なら1,000円も先のクーポンを利用し900円。


11分ほどで
麺とつけ汁が同時に供される。

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アーモンド型の長皿に
美しく盛り付けられている。


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中央部にはささがきの葱、カイワレ、
粗く颪された大根。

この大根颪は珍しい。
直接食べても辛くなく、つけ汁にも合う。


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大きく切り出された鳴門が二枚。

玉子の表面は薄い色付き。


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玉子を半分に割れば芯は蕩け
全体的には薄味も黄身が甘くて美味しい。


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チャーシューは子供の掌大、低温調理の鶏肉が二枚。
脂の色からして旨そう。

いあや実際に濃い味の良好な品だった。


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麺は中、軽くカール。
一部分には胡椒が振られている。

表面は滑らかでぷりっとして
啜り心地は上々。

ぷっつりとした噛み応えに芯もしっかり感じ
喉越しも善し。

量は確かに300g。


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つけ汁は見た目オイリーも意外とさっぱり。
そして野菜類由来と思われる甘みが前面に。
時として柚子が香る。

動物系も入っているようだが、それほどの主張はなく、
次第に単調さを感じる様になる。

少々のパンチが欲しいところも、日頃
どれだけ濃い味に慣れているんだろうと
ちょっと反省の機会。


最後はポットに入り予め置かれている割りスープを注ぎ完飲。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


素材に対する真摯な態度が伝わって来る一杯。

ただ、説明書きの裏面には記載されていた具材のメンマが
つけ汁に入ってなかったのは残念だったが。