【権之助坂】の中途。ラーメンストリートのとば口。
串揚げ屋の『kushina copain』がランチタイムに《つけ麺》を供する。
串揚げ屋の『kushina copain』がランチタイムに《つけ麺》を供する。

店はこのビルの二階。
入り口脇のメニュー看板が無いと

自分のように目的を持って来ない人間でないと
それとは判らないだろう。
それとは判らないだろう。
店舗側もそれを理解してか、若いお嬢さんが道路側に立って呼び込み
チラシを配っている。
チラシを配っている。
折角だからと受け取れば、100円引きのクーポンが印刷されている。
これはラッキーかも。
これはラッキーかも。
店内は厨房に向いたストレート六席のカウンター、
二人掛けと四人掛けのテーブル合わせて二十六席。
二人掛けと四人掛けのテーブル合わせて二十六席。
11:40の入店で先客はゼロ。その後
食べ終わって出るまでの来客は七。
食べ終わって出るまでの来客は七。
やはり、件の女性が呼び込みをしないと
客は上がって来ない様子。
客は上がって来ない様子。
オーダーは各所に置かれたメニューを確認し直接。
とは言っても《つけ麺》一択だが・・・・。
とは言っても《つけ麺》一択だが・・・・。

会計は食後にカウンターの端で。
食したのは、
特製173つけ麺+大盛り。
値段は本来なら1,000円も先のクーポンを利用し900円。
特製173つけ麺+大盛り。
値段は本来なら1,000円も先のクーポンを利用し900円。
11分ほどで
麺とつけ汁が同時に供される。
麺とつけ汁が同時に供される。

アーモンド型の長皿に
美しく盛り付けられている。
美しく盛り付けられている。

中央部にはささがきの葱、カイワレ、
粗く颪された大根。
粗く颪された大根。
この大根颪は珍しい。
直接食べても辛くなく、つけ汁にも合う。
直接食べても辛くなく、つけ汁にも合う。

大きく切り出された鳴門が二枚。
玉子の表面は薄い色付き。

玉子を半分に割れば芯は蕩け
全体的には薄味も黄身が甘くて美味しい。
全体的には薄味も黄身が甘くて美味しい。

いあや実際に濃い味の良好な品だった。

麺は中、軽くカール。
一部分には胡椒が振られている。
一部分には胡椒が振られている。
表面は滑らかでぷりっとして
啜り心地は上々。
啜り心地は上々。
ぷっつりとした噛み応えに芯もしっかり感じ
喉越しも善し。
喉越しも善し。
量は確かに300g。

つけ汁は見た目オイリーも意外とさっぱり。
そして野菜類由来と思われる甘みが前面に。
時として柚子が香る。
そして野菜類由来と思われる甘みが前面に。
時として柚子が香る。
動物系も入っているようだが、それほどの主張はなく、
次第に単調さを感じる様になる。
次第に単調さを感じる様になる。
少々のパンチが欲しいところも、日頃
どれだけ濃い味に慣れているんだろうと
ちょっと反省の機会。
どれだけ濃い味に慣れているんだろうと
ちょっと反省の機会。
最後はポットに入り予め置かれている割りスープを注ぎ完飲。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
素材に対する真摯な態度が伝わって来る一杯。
ただ、説明書きの裏面には記載されていた具材のメンマが
つけ汁に入ってなかったのは残念だったが。
つけ汁に入ってなかったのは残念だったが。