先日所要で降り立った時に目に入った一軒。
なかなか良さげな店構え。
なかなか良さげな店構え。
家に戻って検索すると
何人かのブロガーさんがレビューしており
しかも高評価。
何人かのブロガーさんがレビューしており
しかも高評価。
これは行くしかないよね、と
機会を伺っていた。
機会を伺っていた。
改札を出て左斜め前を見やれば
直ぐに目に入る。
直ぐに目に入る。
ものの三十秒ほどの徒歩時間。

店内は厨房を囲むL字型八席のカウンター。
11:35の入店で先客は一。その後
食べ終わって出るまでの来客は三。
食べ終わって出るまでの来客は三。
券売機は入り口右手。
メニュー構成は至ってシンプル。

「大盛無料サービス中」の貼り紙があるので
食券を出す時に合わせてお願いする。
食券を出す時に合わせてお願いする。
7分ほどで蛸唐草の丼に入った一杯が
「熱いですので」の声と共にカウンター越しに置かれる。
「熱いですので」の声と共にカウンター越しに置かれる。
店に入った途端に感じていた、出汁の善い香りが
更に濃厚に立ち上がる。
更に濃厚に立ち上がる。

う~んいい面構えだ。

チャーシューは低温調理が二種。
鶏は子供の掌大の削ぎ切りが一枚。
しっとりしている。
しっとりしている。
豚は大人の掌大のロース肉が一枚。
厚みはないものの、野趣が残り美味しい。
噛むたびに旨味が滲み出す。
厚みはないものの、野趣が残り美味しい。
噛むたびに旨味が滲み出す。

可愛らしい煮干しが一つ添えられている。
口に放り込めばかりさく。
これはビールのアテに最適だろう。
水菜が一つまみ。
あまり硬くないのが宜しい。
口に放り込めばかりさく。
これはビールのアテに最適だろう。
水菜が一つまみ。
あまり硬くないのが宜しい。
玉子の表面には色はほぼ付いていない。

半分に割れば黄身はとろりとし、
舌に乗せれば出汁がたっぷりと効いて
濃厚さも相俟って馬鹿ウマ。
舌に乗せれば出汁がたっぷりと効いて
濃厚さも相俟って馬鹿ウマ。
スポイトか何かで注入してるんだろうか。

麺は細、ストレート。
少しぱつんとした外観。
少しぱつんとした外観。
しかし啜り込むのに難渋はせず
するっと唇を通り抜ける。
するっと唇を通り抜ける。
さくりと歯が通り、纏わることもなく
喉を小気味良く通過する。
喉を小気味良く通過する。
量は150gほどか。
スープの表面には透明な油の層。
その香りから煮干し油と思われ。
その香りから煮干し油と思われ。
煮干しは癖を抑え、えぐみや苦みは必要最低限、
旨味だけが綺麗に蒸留されている。
旨味だけが綺麗に蒸留されている。
合わせる醤油がこれまた素晴らしい。
鹹過ぎず尖り無くベースの出汁とベストなコンビネーション。
鹹過ぎず尖り無くベースの出汁とベストなコンビネーション。
気持ち良く完飲。
評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。
これならもう一つの《貝出汁塩そば》も期待が持てそう。
折を見ての再訪希望。
折を見ての再訪希望。