RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋 まほろ芭@蒲田 2018年12月1日(土)


【駅東口】を背にすれば【アプリコ】の裏手
【蒲田公園】の向かい。

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店内は厨房に向いたストレート六席のカウンター、
奥の小部屋にはテーブル席が六。

11:10の着で店内待ちが三。
一旦中に入り奥の券売機で食券を購入、
待ち構えている店員さんに渡し、外待ちに。
中の待ちは三人迄と決まっているみたい。

その後も続々の来客で、食べ終わって出るタイミングでも
写真の状況。

11:25には着席も、随分と回転が悪いなぁ、と
嘆息する。


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食したのは、
旨味だし淡麗中華そば(淡麗醤油あっさり)+替え玉(油そば風)。
値段は780+180で960円。

席に着いてから8分ほどで受け皿に乗った白い丼に入った一杯が
カウンター越しに渡される。


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ほぅ。盛り付けが美しいかも。


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たっぷりの分葱に粗微塵の生玉葱。


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チャーシューは大人の手の大きさ、薄めの低温調理が一枚。

一気に頬張ると、肉を食べてる気分に浸れる。


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海苔は8cm四方が一枚。

厚みがあって香りも良い。


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麺は細、ストレート。表面は滑らかでぷっつりした噛み応え。
それでもスープを十二分に拾う。

心地良い口当たりに喉越し。

量は100gほどだろうか。

入り口脇には『菅野製麺所 特製』の大きな看板が揺れている。


スープの表面には透明な油の層、その下には澄んだ琥珀色。

一口啜ると先ずはトリュフオイルの香り。
遅れて、醤油の旨味、鶏ガラに加えて魚介系、特に貝類の味がやって来る。

纏まりが良く、複数の味が混然となり、がっと来る強さはないものの
次第にじんわりと口中いっぱいに広がる。


麺量が多くなかったので、早々に《替え玉》を発注する。

見れば殆どの客が同様のオーダー。

このタイミングにより食べる時間に遅延が生じ
道理で回転が悪い訳だと独りごちる。


本体の麺を食べ終わるとほぼ同時に《替え玉》が供される。

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指南書を読んでいる間もない。

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細かく切られたチャーシュー、微塵切りの玉葱、魚粉がトッピング。

撹拌すると、底には濃い醤油ダレが潜んでいる。

先ずはそのままを一口。
煮干しの旨味が舌を刺激する。
こりゃ~旨いかも。

麺は表面粗目でぱつんとし、やや硬めの茹で加減。
汁モノとは異なるタイプを使ってるんじゃ?

最初はそのまま、次はおススメ通り
「山椒オリーブオイル」を掛け回し。

そして《つけ麺》風に、最後は残して置いたスープに投入、
綺麗に完食、完飲。

特に「山椒オリーブ」が風味を豊かにしてくれ、
随分と気に入った。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。

合わせ技の評点で。


う~ん、本店の『ねむ瑠』にも
早く行くべし、だな。