RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

純手打ち だるま@中野富士見町 2018年8月23日(木)

改札を出て【富士見橋】を渡り最初の角を右折して20mほど。

普段であればこの季節、見向きもしないだろうけど
店頭に素敵な告知を発見する。

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おもわず喉がごくんと鳴る。


繁盛店と聞いていたので、開店の10分前に着、
既に五人が並んでいる。

その後もするすると列は伸び、開店時には二十人近くになっている。

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店頭には大きな窓。此処から店主が麺打ちをしているのが見えるのだな。

並んでいる最中に中を覗き込むと『七彩』謹製の
小麦の麺袋。


定刻通りに開店。

店内は厨房を囲むL字型九席のカウンター。
壁に沿って待ち用の椅子も多数。


券売機は入り口左手。

食したのは、
冷やし 醤油らーめん+味玉。
値段は850+100で950円。

食券を渡すと麺量の確認があるので
迷わず大盛をお願いする。

並・中・大は同料金で
夫々150・200・250の各グラム。


提供は熱い汁モノが先で冷たい汁モノはその後。

一回のロットで四~五人前を作っているので、
自分の一杯が供されたのは21分後。

でも店主さんの丁寧な所作を見ていると全然飽きない。
都度都度、麺をとんとんと切る音もリズミカル。


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うん、良い面構えだ。


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チャーシューは短冊大、薄目の低温調理が二枚。

軽く味が付き、口当たりもナイス。


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葱と刻み海苔が一つまみ。

何れもこのスープにはぴたり。


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メンマは極細でこりこりした噛み応え。

味付けも独特で美味しい。


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トッピングの玉子の表面は薄い色付き。
半分に割れば赤みを帯びた黄身はやわやわと。

濃厚な旨味で美味しい。


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スープは表面に透明な油、その下には澄んだ濃い琥珀色。

魚介系の旨味がすっと立ち、動物系がそれを軽くサポート。

濃いめの味の調整と言うが、醤油の尖りも無く強すぎもせず
自分には丁度の塩梅。

塩分に怯えつつも、ほぼほぼ完飲。


やはり出色なのは麺。
中、ストレートで、熱い汁モノとはやや趣が異なる。

一見、軟そうも、冷水できゅっと締まり
つるんつるんの口当たり。

軽く啜ればするっと口の中に入って来る。

もちりとした噛み応のあと、『七彩』ほどではないけれど
麦の旨味を残してはらりと解れ、喉を滑り降りる。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


異なる表情を見せていた、熱い方の一杯も食べてみたくなった。

でも次に近隣迄来る機会は何時頃になることやら。