改札を出て【富士見橋】を渡り最初の角を右折して20mほど。
普段であればこの季節、見向きもしないだろうけど
店頭に素敵な告知を発見する。
店頭に素敵な告知を発見する。

おもわず喉がごくんと鳴る。
繁盛店と聞いていたので、開店の10分前に着、
既に五人が並んでいる。
既に五人が並んでいる。
その後もするすると列は伸び、開店時には二十人近くになっている。

店頭には大きな窓。此処から店主が麺打ちをしているのが見えるのだな。
並んでいる最中に中を覗き込むと『七彩』謹製の
小麦の麺袋。
小麦の麺袋。
定刻通りに開店。
店内は厨房を囲むL字型九席のカウンター。
壁に沿って待ち用の椅子も多数。
壁に沿って待ち用の椅子も多数。
券売機は入り口左手。
食したのは、
冷やし 醤油らーめん+味玉。
値段は850+100で950円。
冷やし 醤油らーめん+味玉。
値段は850+100で950円。
食券を渡すと麺量の確認があるので
迷わず大盛をお願いする。
迷わず大盛をお願いする。
並・中・大は同料金で
夫々150・200・250の各グラム。
夫々150・200・250の各グラム。
提供は熱い汁モノが先で冷たい汁モノはその後。
一回のロットで四~五人前を作っているので、
自分の一杯が供されたのは21分後。
自分の一杯が供されたのは21分後。
でも店主さんの丁寧な所作を見ていると全然飽きない。
都度都度、麺をとんとんと切る音もリズミカル。
都度都度、麺をとんとんと切る音もリズミカル。

うん、良い面構えだ。

チャーシューは短冊大、薄目の低温調理が二枚。
軽く味が付き、口当たりもナイス。

葱と刻み海苔が一つまみ。
何れもこのスープにはぴたり。

メンマは極細でこりこりした噛み応え。
味付けも独特で美味しい。


トッピングの玉子の表面は薄い色付き。
半分に割れば赤みを帯びた黄身はやわやわと。
半分に割れば赤みを帯びた黄身はやわやわと。
濃厚な旨味で美味しい。

スープは表面に透明な油、その下には澄んだ濃い琥珀色。
魚介系の旨味がすっと立ち、動物系がそれを軽くサポート。
濃いめの味の調整と言うが、醤油の尖りも無く強すぎもせず
自分には丁度の塩梅。
自分には丁度の塩梅。
塩分に怯えつつも、ほぼほぼ完飲。
やはり出色なのは麺。
中、ストレートで、熱い汁モノとはやや趣が異なる。
中、ストレートで、熱い汁モノとはやや趣が異なる。
一見、軟そうも、冷水できゅっと締まり
つるんつるんの口当たり。
つるんつるんの口当たり。
軽く啜ればするっと口の中に入って来る。
もちりとした噛み応のあと、『七彩』ほどではないけれど
麦の旨味を残してはらりと解れ、喉を滑り降りる。
麦の旨味を残してはらりと解れ、喉を滑り降りる。
評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。
異なる表情を見せていた、熱い方の一杯も食べてみたくなった。
でも次に近隣迄来る機会は何時頃になることやら。