近隣に住んでいる或いは働いている人には申し訳ない言いようだけど、
何故こんなところ迄来て呑んでいるかの理由をひとくさり。
何故こんなところ迄来て呑んでいるかの理由をひとくさり。
同行者の一人が当該店で飲んだ時にそこそこ美味かったので
チェーンであればどこでも一緒だろうと
「新橋店」で飲み食いをしたところ
差があることに吃驚した、と。
チェーンであればどこでも一緒だろうと
「新橋店」で飲み食いをしたところ
差があることに吃驚した、と。
まぁ地代の違いもあるからね、とは
勝手な理由付け。
勝手な理由付け。
交通費を掛けてでも美味い方で飲みたいよね、との選択。
当日は18時半と早めの予約を入れての訪問。
19時過ぎにはかなり広い店内がはや満員に。
フリで来て断られる客も出るくらい。
そして我々は、飲み放題付きで五千円(税込み)のコースを選択。
二人からでもコースを発注可能なのは嬉しい限り。
《とろける。お豆腐!》
滑らかさも相まって上々の走り出し。
《野菜サラダ》
作り置きとは思えないほど
野菜は瑞々しくぱりぱり。
野菜は瑞々しくぱりぱり。
柑橘系の爽やかさを感じさせるドレッシングも悪くない。
《今朝〆!!豪快厚切り!!築地鮮魚大漁盛り》
カンパチ、鮪、鰹。
何れも大きく厚く切り出されている。
何れも大きく厚く切り出されている。
カンパチはまだ歯応えがある。
鮪は口の中でさっとほどけ、野趣の残る味。
鰹はしっかりと血の旨味がする。
鮪は口の中でさっとほどけ、野趣の残る味。
鰹はしっかりと血の旨味がする。
何れも上等の品々。
《鯖の開き》
一夜干し一尾を丸ごと焼いたもの。
身はほっこりとしながら、皮も骨も頭も
ばりばりと食べてしまえるほどきちんと火が通っている。
ばりばりと食べてしまえるほどきちんと火が通っている。
頭は少々青臭いけど、そこがまた魚好きには堪らんよね。
《秘伝のタレに漬け込んだ 鶏のからあげ》
本日お初の肉類だけど
これがまた美味しい。
これがまた美味しい。
熱々で表面はかりさく。味付けも良い感じ。
迂闊にもかぷっと噛み付いたら
中から熱い肉汁が飛び出して来た。
中から熱い肉汁が飛び出して来た。
《ダイエット効果抜群!別名『きらめく』ハタハタの備長炭焼き》
これがなぜダイエットに効くのかは判らんが
鰰を食べるのも久し振り。
鰰を食べるのも久し振り。
やや小ぶりだけど、頭からがぶっとね。
《烏賊の丸焼き》
墨袋だけを除いて、肝は元に戻し
まるっと火を通す。
まるっと火を通す。
食べる時には鋏で切り分けて呉れる。
生っぽい部分があるのも、また善し。
少し甘目でコクのある肝に付けて頂けば
随分と幸せだ。
随分と幸せだ。
《天然あさり&ムール貝の漁師風呂》
薄味で塩分は貝類から出たものだけなんじゃないか。
湯で加減が程よいので身も硬くなっていない。
旨味のスープだけ掬って
何回も口に運ぶ。肝臓にも良さそうだし。
何回も口に運ぶ。肝臓にも良さそうだし。
《〆の御飯》
刻み海苔がたっぷり掛かっているものの、
混ぜご飯自体 稲荷寿司 の中身にさも似たり。
混ぜご飯自体 稲荷寿司 の中身にさも似たり。
やや塩分と酢が強め。
《杏仁プリン》
杏仁の香りが良く
さっと蕩ける。
さっと蕩ける。
これで口の中が随分とさっぱりした。
殆どの品が美味しかった。
で、お会計をした時に、
伝票がこんな風にして回って来た。
伝票がこんな風にして回って来た。
これだけの客数を、たった三人で切り盛りしながら
これだけの気遣いができるのは立派。
これだけの気遣いができるのは立派。
駅近くで足回りも良いし。
評価は「居酒屋」基準の☆五点満点で
☆☆☆☆。
☆☆☆☆。
コースを食べ終わって足りなければ別途発注すればイイや、などと考えていたが
それが不要なほど、出された料理だけでお腹がいっぱいになった。
それが不要なほど、出された料理だけでお腹がいっぱいになった。
これは極めて珍しいコト。