RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

力士料理 富風@溜池山王:ちゃんこ

最近何かと喧しい角界のあれこれとは関係なく、
久々に《ちゃんこ鍋》 が食べたくなった。

なにせ東京地方は今が寒さの底、
最低気温は氷点下だし
最高気温は十℃を下回る日々が続いている。


標題店は『赤坂二丁目交番』対面の
通りに面した雑居ビルの三階。

中はお座敷主体で二十人以上は入れそう。

入り口が判り難いものの
暖を求めてだろう、訪問当日も多くの人で賑わっていた。


そして《ちゃんこ》の場合は
矢張りコースがおトク。

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複数ある中から、
大関コース》+飲み放題、を選択する。


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《小鉢》

きんぴら。濃い味付け。
ピり辛さ加減が良い感じ。


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《サラダ》

豆腐の上にはたっぷりの鰹節。
時節柄、青物は水菜主体。

トマトは赤く熟れ熟れ。
胡瓜の飾り包丁も面白い。


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《力士みそ》

とは言っても、主体は胡瓜。

井桁に組み上げられた供され方は
初めて見たかも。


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《牛のタタキ》

短冊大の厚みある牛のタタキは
表面こんがり中はレア。

一人あて量が多いのは嬉しい。


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《ももの鉄板焼き》

一転、熱々が供される。

サニーレタスをちぎって
鶏肉を乗せ、柚子胡椒をちょいとつけ
包んで食べれば、大層な幸せ。


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《鶏の唐揚げ》

元々の発祥を勘案すれば
鶏料理が多いのは当然のコト。

一つあたりは大きいし、
カリッと揚がって中はジューシーで
旨味が溢れる。


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《ちゃんこ鍋》

茸類が半分を占めるけど、
イマイマのご時世では仕方ないこと。

澄んだ塩のスープに
たっぷりの摺り胡麻が降られ味に深みが。

肉類では特にツクネが絶品。
きゅきゅっとした噛み応えが
なんとも楽しい。


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《〆の雑炊》

これが美味しくない訳はない。

矢張り量もたっぷりで、
総じてお腹がいっぱいになる。

追加オーダーをする必要は
まったくなし。


写真はないけれど、
《デザート》はライチ。

やや小ぶりではるものの、
甘味も果汁も溢れるほど。


評価は「居酒屋」基準の☆五点満点で
☆☆☆☆。


作りに凝ったモノが出て来るわけではないけれど
豪快さが全てを凌駕する一店